スティーリー・ダンのメンバー、ウォルター・ベッカーが9月3日に他界した。
おとといネットでその訃報を知ったのだが、その時点ではデマかも?という噂も同時に出ていたので、やはりデマ説を信じていたのですが…。
スティーリー・ダンのメンバーまで死んでしまう時代なんだな…。
そりゃ、イーグルスのメンバーも、アース・ウインド&ファイアーのメンバーも亡くなる昨今だもんな…。
今月、スティーリー・ダンとしてではなくドナルド・フェイゲンの初来日公演が行なわれるので、出来れば行きたいなぁと思っていたところに、この訃報。
言葉もありません。
“スティーリー・ダン”はドナルド・フェイゲン(Vo、Key)とウォルター・ベッカー(B、G)の2人からなるロック・ユニット。
1960年代ともにスタジオ・ミュージシャンとして活躍するうちに、1970年代に入るやスティーリー・ダンを結成。
ライブ活動はせずに、緻密なスタジオワークで作り上げるその音楽は、ジャズ、ロック、ポップ、R&B、などのテイストを交えた音楽性と知的に計算された演奏技術で、完成度の高い作品群でそれまでのロックとは一線を画す存在となった。
ライブはしないし、日本では一時期発売されたレコードが全部廃盤になったこともあり、幻のバンド(?)状態であった。
しかし1990年代に入ると2人は再び活動し、“ライブをしないバンド”がなんと世界ツアーをいきなり始めた。
1994年には遂に日本に初上陸。
私も行きました!!
2000年にも再度来日公演!
当然行きました。
確か六本木にある「ビルボードライブ東京」の柿落としもスティーリー・ダンだったはず。
今想うのは、スティーリー・ダンを生で観ておいて良かったということ。
今日は、ウォルター・ベッカーの遅きに発表した初ソロアルバム「11の心象」を聴きながら追悼。。。
オープニングを飾る“Down in the bottom”をアップします。
R.I.P…。