昭和の日10周年~昭和とは | 新・迷って、悩んで、でも笑ったりもして…。

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不惑の40代などと言うものの、40代になってから「踏んだり蹴ったり」、「弱り目に祟り目」な日々…。
あれから幾年過ぎ、日々の一喜一憂を好き勝手にほざいてる次第です。

ようやく「昭和の日」という呼称に馴れてきた気がする。

と思ったら、今年で10周年なんですね。

私ら爺さんどもは「天皇誕生日」が馴染み深く、その後「みどりの日」になった時ゃとてつもない違和感を覚えつつもゴールデンウィークの祝日が無くならなくて良かったーー!ってことを真っ先に思いましたけど。(笑)

昭和天皇が亡くなり、現在の平成になり、その平成の天皇も自位を譲りたいということで物議を醸してます。

 

さて、この「昭和」大変馴染み深いもののどういう意味か今まで気にも留めなかったので、ちょっと調べてみた。

これは、『書経』堯典の「百姓昭明(ヒャクセイショウメイ)、協和万邦(キョウワバンポウ)」によるものらしい。

もちろん“昭明”と“協和”の昭と和である。

で、意味はと言うと、

百姓昭明=百姓(ヒャクセイ)昭明(ショウメイ)にして、=人々が、それぞれ徳を明らかにすれば、で、
協和萬邦=萬邦(バンポウ)を協和(キョウワ)し=世界の共存繁栄がはかられ、と言うことになる。

「人々が、それぞれ徳を明らかにすれば、世界の共存繁栄がはかられる」時代を夢見たものの、第二次世界大戦に参加し、本来目指したものとは真逆の時代を作ってしまいました…。

「人々が、それぞれ欲や面子にこだわれば、世界の共存繁栄を絶ってしまう」時代にしてしまったのは皮肉である。

 

それでも昭和64年まで(実際には、昭和64年はわずか1週間だけだったが)続いたこの時代に生まれた私ではあるが、昭和の半ば過ぎしか生きていないので、経済的に日本が伸びてゆく時流に際して、それぞれ良し悪しを見てきた。

戦争の無い昭和を生きれたのは本当にラッキーだと思う。

 

なんて、ことを書きつつBS番組「昭和は輝いていた」のVTRを見ていた。(笑)

今回は昭和のピン芸人特集。

懐かしの早野凡平、東京ぼん太、牧伸二、松鶴家千とせ、ケーシー高峰、トニー谷らを筆頭に、波多野栄一、ダーク大和あたりのなんとなく頭の片隅に微かに残っていた方々の芸まで。

おまけにゲスト・コメンテーターはせんだみつお!

ああ、ちょっとだけ幸せを感じた、2017年の昭和の日でした。(苦笑)