その際、子供の頃も微妙な味わいだったのでコーラのほうが美味かったとも書いた。
自分が子供の1960~1970年代は、ジュース類と言えば、コーラ、サイダー、無炭酸ジュース、炭酸ジュースくらいだった。
それでも、結構なバリエーションがあった。
コーラは、コカコーラとペプシコーラだけ。
今じゃ、特保コーラを各社発売してるが、上記2強独占時代は長らく続いた。
で、ルートビアだが、コーラよりも近い飲み物は「ドクターペッパー」ではなかろうか?
発売当時、販売元の日本コカコーラはこのドクターペッパーと同時にミスターピブと言う商品を出した。
テレビのCMはどちらも見るがどこへ行ってもドクターペッパーしか売っていなかった。
そんなある日、静岡県内に住むいとこが遊びに来て、このドクターペッパーを見て飲んだことがないというので飲ませたところ「ん?これ飲んだことある!あれ?これ…そうだ!ミスターピブだ!!」と言ったのを覚えている。
実は、同じ商品をなぜか商品名と発売エリアを変えて販売していたようだ。
炭酸飲料と言えば、昔はコーラかサイダーだった。
そのサイダー系では、日本3強の「三ツ矢サイダー」、「キリンレモン」、「リボンシトロン」に、海外商品の「セブンアップ」と「スプライト」が黒船来航のごとく市場に参入してきた。
そして炭酸飲料にフルーツフレイバーのものも多く登場した。
有名なのは「ファンタ」。
グレープとオレンジの2商品だったが、一時ゴールデングレープなる商品も出た。
このジャンルはファンタ優勢のままだったが、他社も色々出してましたね。
例えば、チェリオ。
それから、ミリンダ。
あと、「サントリフルーツソーダ」ってのもあった。
もう少し時代が後になったがフルーツフレイバーソーダとはまたちょっと趣を異にした2商品が登場。
1つは「メローイエロー」。
そして「マウンテンデュー」。
子供の頃は、ジュースと言えば“オレンジジュース”だった。
「渡辺粉末ジュース」など、自宅でコップに粉を入れて水を入れて掻き回して飲むのが基本だったが、やはりオレンジが殆どだったような気がする。
そんなオレンジジュース系では、やはり「バヤリース」が強かった。
しかし、我が家はお米屋さんでのみ買える「プラッシー」がいつも冷蔵庫にあった。
何故、精米店ルートでのみ販売したのだろう??
その後、オレンジジュースの市場は「ハイC」が幅を利かすことになる。
あと変り種で覚えているところでは「コーヒースカッシュ」。
多分上掲のパッケージとは違ったと思うが、発売当時は飲んでみたくてあちこち探したがなくてねぇ。
結局、プラッシーを扱ってる斜め前にあった精米店が取り扱っていたという灯台下暗し的な感じで購入できたのを覚えている。
で、期待して飲んだものの子供心にコーヒーと炭酸はあまり合わないと思ったものだ。
もう1つ、ココアではなく“チョコレートドリンク”という触れ込みで発売されたのが「ユーフー」という商品。
これも、なんかちょっとしょっぱく感じた。
子供だから、大概のものは平気で飲み干してはいたけどね。(笑)
今もパッケージを変えたり、リニューアル、新たなネーミングで続いている商品もあると思うが、今一度これらのジュース類を飲んでみたい。