ルートビア | 新・迷って、悩んで、でも笑ったりもして…。

新・迷って、悩んで、でも笑ったりもして…。

不惑の40代などと言うものの、40代になってから「踏んだり蹴ったり」、「弱り目に祟り目」な日々…。
あれから幾年過ぎ、日々の一喜一憂を好き勝手にほざいてる次第です。

久々に「ルートビア」を見つけたので購入した。

ルートビアは10代いや20代前半くらいに飲んだのが最後だったか?

当時は、周囲の者の間では、評判が良くなかった。

皆「まずい!」と言っていたが、自分は普通に飲めた。

まあ、子供の頃は甘けりゃ何でもOKだったし。

ただ、微妙な味付けだったのは覚えている。

飲めたもののやっぱりコーラの方が美味いと思ったし。

でも、コーラ以上に古き良きアメリカを感じたりもしていた。

今でもそういうところがあるのだが、音楽や映画やスポーツなど海外の方が優れている気がして、憧れてしまう節が有る。

海外と言っても米英で、その殆どがやはりアメリカだ。

ロックンロールとベースボールとコーラ発祥の国だけで憧れる。(笑)

 

で、大人になってからのルートビアの味は?!

…微妙…。(苦笑)

相変わらず微妙な味だった。

何だろうな?

「美味さ」と「不味さ」が同居している。

よくよく味わってみたところ、簡単に言えば「美味さ」はプリンのカラメルの味…それも幼少期に自宅で作れる「ママプリン」とか「ハウスプリン」に付いてるあのカラメルの味。

そして「不味さ」はこれまた幼少期に嫌いだった薬液「ルゴール液」の味。

加えて大人になったらとんでもなく甘く感じる!

カラメルとルゴールを炭酸で割ってさらに砂糖がたっぷり入ったものに思えた。

そう言えば子供の頃にルートビア嫌いって言ってた連中はやはり「薬みたい」と言っていたっけ。

 

ルートビア、調べたら、18世紀~19世紀にアメリカでこのルーツが発明されたようだ。

元々は健康のためのハーブ飲料が、薬剤師の工夫が加わり鎮咳消炎用飲料へと開発が進められた。

あー、そうだ病院で出される咳止めシロップにも味が似てるや!

それらが改良され、その後炭酸水で割った飲み方が受け、アメリカ全土に定着した。

 

そうだ、コカコーラも最初はドラッグストアの店員が薬をソーダの中に落としてしまって、もったいないから飲んだらこれがイケた!って話を聞いたことがある。

元々はやっぱり薬として開発されて行く中で、清涼飲料水としての新たな人気を得たんですね。

 

ちなみに何故「ROOT BEER」と言うのか?

ROOT(ルート)は「根」。

おそらくハーブを意味するのだろう。

BEER(ビール)は、古くは「飲み物」を示す言葉だったようだ。

単純にハーブから作る飲み物と言うことだったのではないか?と思う。