やっと終了!~損害保険の悪戯 | 新・迷って、悩んで、でも笑ったりもして…。

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不惑の40代などと言うものの、40代になってから「踏んだり蹴ったり」、「弱り目に祟り目」な日々…。
あれから幾年過ぎ、日々の一喜一憂を好き勝手にほざいてる次第です。

昨日、基本的には家屋修繕が終了した。
雨漏れによる大々的な外観修繕工事だった。
4月上旬に着工し、5月一杯で完成予定が、思いの外に雨天が多かったり、新たな損傷が見つかり、ようやく昨日に足場撤去となった。
まだ一部清掃作業や内部手直しはあるものの完了と言えるに至った。

こんなのが、
リフォーム2016_2
こうなりました。
                      ↓
家屋修繕2016.6.16
いやいや、大変だった。


幾つも業者に初見で診てもらったものの、どこも「最低でも400万円はかかると思って下さい」と言われ、もうちょっと詳しく診てもらうと、600万とか平気で言ってくる。
実行すればきっとなんだかんだ言って700万円台になるに違いないと思っていたため、非常に悩んだ。
結局、安く上げられる会社と、当初の金額予算で考えて貰える大手と2社に絞り込み、雨漏れ調査専門会社の検査結果、後者の会社の提案工事でないと駄目だと判明し、着工してもらった。
ところが、いざ蓋を開けてみたら、予想外の損傷が見つかるは、白アリは見つかるは、結局それら実費でもう100万強の金額がかかることに…。

元々は、最初に建てた会社の杜撰さから来た問題。
だが、その建設会社関連はすでに商売を畳んでいる。
一度、雨漏れが発覚した際に修繕してもらった会社も杜撰。
これらが重なり雨漏れがひどくなっていった。
だがしかし、屋根から外壁への雨水侵入の可能性として、ここ何年かの「100年に一度」とか言うような(その割には数年に何度もあったような…)台風やゲリラ豪雨、強風、等の影響もあるかも知れないと工事会社の方に言われた。
またその方から「火災保険に入っていれば、火災でなくとも自然災害の保険がおりるケースがありますよ。」とアドバイスいただいた。
保険会社に問い合わせたが、最初は厳しいと言われた。
だが、ここ何年かの台風と、うちの損傷度が高くなったあたりが合致してる可能性があり、再度交渉。
この時も、オペレーターがNOの一点張りだが、一応保険鑑定士を派遣するだけしてやる、という態度で向こうが折れた。
そして、鑑定士が調査に来た時に工事会社の方も来て、修繕過程の写真を見せて、状況を話してくれた。
なんか専門用語などが飛び交い、私にはよく判らない会話もあったが。(苦笑)
ところが、一通り見聞きした鑑定士の方が、「私見で言わせてもらえれば、これは多少なりとも保険適用になるでしょう。」と一言。
一瞬、家族の間に「え?!」と声と表情にこそ出さないが、そんな感覚が一斉に起きた感じがした。

そして最終結果、当初うちが考えていた修繕費とほぼ同額くらいの保険がおりることに!!!
やったー!!!
けんもほろろな対応をしたオペレーターがヤバイ!と思ったのだろう、直接電話がかかってきて自己弁護を一生懸命してきた。
(多分、後からクレーム突きつけられたらヤバイと思って先手を打ってきたのだろう。セコい。)

これで我が家の持ち出し額は、2社最終候補に上げた安価な方の提示額よりも安く押さえられることになった。
嬉しい限りである。
家屋の損傷を修繕時は、施工会社と損害保険会社と、上手く渡り歩かないとならないものだと実感した今回の一件であった。