聞き間違いというのは、おそらく誰でもあるでしょう。
正直私はよくあります。
特にお初の単語で外来語だったり、日本語でも固有名詞などは、よく間違えます。
ただ、それらは大概ちょっと違う程度だったりのレベルかと。
ところが、たまに聞き間違いで全く違う意味になり恥ずかしかったり、可笑しかったり、話がややこしくなったり、することも。
よく聞く話だと「高利貸しに悩んでいる」が「氷菓子に悩んでいる」ってやつとか。
“こうりかし”が“こおりかし”と捉えてしまったケース。
アイスやかき氷に悩む人…。
次行きましょう。
今話題な事に関すると「汚職事件のニュース」が「お食事券のニュース」と聞き間違うとか。
これなんか“おしょくじけん”で字も同じですからね。
食事券がどんなニュースになるんだろう?
会社勤めであったケースとか。
「先方の山田さんが企画部長だから懇意になると良い」と上司が言ったのに、「先方の山田さんが帰宅部長だから懇意になると良い」と聞き違え、仕事後に接待の誘いを目論んだ若手社員。
“きかく”と“きたく”…まあ、聞き間違うこともあるが、「帰宅部長」ってどんなだよ。(笑)
神奈川は平塚市の事業所に異動した会社員。
「七夕祭りで大変になるぞ」と先輩に言われ「棚ボタ祭りで大変になるぞ」と聞こえ、濡れ手に粟のような仕事が出来るのかと小躍りしたとか。(苦笑)
さて、私が聴き間違えた恥ずかしい例。
先日、4月に録画した番組を、今更しかもネットチェックしながら見てたときの事。
「今は、サクラ我慢会で盛り上がってますもんね!」と言った。
おとり役のサクラたちが集まってどんな我慢大会をするんだ?と一瞬思うも、この時の季節は4月。
「今は、桜が満開で~」と言っていたのです。(さくらがまんかいで~)
季節が変わると、そんなことも一瞬ながら聞き間違えるものなんだと。(笑)
次は、われながら酷いと思った…。
過去に一緒に仕事した仲間と久々に再会し話をしていたときの事。
よく、いちいち口をはさむ、或いは自分の方が偉い、出来ると見せたがる人物がいるが、そんな人が当時共通の知人でいて、薀蓄を語りたがるのだが、それがどれもみんな知ってるようなことをさも偉そうに語ったり、どうでもいい事を薀蓄として喋ったりしていた。
その人物とまだ仕事で付き合ってるので苦労話を聞かされた。
愚痴も含め、一気に語ったかつての仕事仲間が、煙草に火を点けた後、こう言った。
「あいつのウンチ食いてぇよ!」
え??
そんな嫌な奴の排泄物を何故?
もちろん、そんな事は彼は言っておらず、正解は「あいつの薀蓄痛てぇよ!」でした。
“あいつのうんちくいてぇよ”は、結構危険な言葉だと。(笑)
それにしても、こんな聞き間違いをする自分の脳ミソと感性が情けない…。(苦笑)
聞き間違いには、気をつけましょう。