前スレッドでは、自身誕生日に生まれた町と病院を訪ね、大塚へ行ったことを書いた。
その続き。
春日通りと不忍通りが交差する大塚三丁目交差点へ出くわす。
ここから不忍通りを西に臨むと、なかなかの高低差!
車が多いもののそれでも見応えがある。
せっかくなのでこの坂道を下ってみます。
この坂、結構勾配が急。
坂の途中にある家屋も頑張って建てた感ありありです。
基礎部分なんか結構すごい。(笑)
ほかのお宅もなかなかです。
ちなみにこの坂は「富士見坂」と言うそうです。
都内に、いや全国的に富士見坂という名の坂は多いと思うが、今となっては富士山は見えないものです。
この富士見坂を下り終えると、右側に鬱蒼とした木々が茂っている場所に。
かなり大きな敷地のようなので、しばらく歩くと、大きな門が。
護国寺でした。
門の前にきらびやかな看板があるのだが、よく見ると、
「音羽ゆりかご会」って護国寺内にあるんですね!
幼少時の童謡やテレビ主題歌といえばこの「音羽ゆりかご会」でしたっけ。
せっかくなので護国寺に入ってみます。
思えば、護国寺の前を通ったことはあったが、入るのは初めて。
護国寺は、徳川5代将軍綱吉の母である桂昌院の祈願寺として建立されたもの。
護国寺内はかなり広い。
やっと山門に。
ここもこれだけの階段のある高低差!
このあたりは本当に高低差を楽しめるエリアです。
この階段を登った先にある門には「不老」と書かれています。
いやいや、この日に私また1つ老いましたって。(苦笑)
山門をくぐると、正面に本堂、右手に大仏が。
この大仏様、アヒル口です。(笑)
この大仏の横手にも色々な建立物がありました。
例えば、大師堂。
そして、一言地蔵。
他にも、梵鐘やら筆塚やら見所が多い。
大仏の正面にはモダンな形の多宝塔も。
それでは、本堂へお参りしましょう。
立派なお堂ですね。
境内に入る時は、先の音羽ゆりかご会の看板のあるところから入りましたが、本来のメインゲートはこちら。
仁王門になります。
さて、護国寺を出て門前通りとなる国道435号線を歩きます。
すると、道路の進行方向右側にちょっと佇まいに風格を感じさせる建物が。
書籍の発行で有名な講談社です。
しかし、今は隣接の高層タワーが本社。
講談社と言えば『少年マガジン』や『FRIDAY』、『現代』など数多くの本が出版されていますが、私的にはこれです。
はい、『タモリのTOKYO坂道美学入門』です!
ここ、大塚~音羽エリアは高低差の聖地(?!)。
実は、仕事でこの辺りは来ていたことはあったのですが、当時はその高低差を楽しむ余裕など無く…。
それでも気になっていた坂道があったので、この際登ってみることにした。
大塚警察署の交差点を東に向かって登る坂。
特に坂名などはない模様。
坂の一番上に行くとそこには筑波大付属中学・高校がありました。
さて、先ほども写真に撮った『タモリのTOKYO坂道美学入門』でこの近くの坂を取り上げていたのでそこも行きたいと思います。
登ってきた坂を下り、435号線を左折しようと思ったら、435号線の手前に並行にある小道を発見。
この感じ…暗渠か?
そもそも435号線自体遥か昔は川だったかもしれない。
道路の向こう側、つまり西側もそれなりに高低差があるのだ。
とりあえず、この暗渠かも知れない小道を進む。
右のフェンスの下部と正面に見える民家の1階があんなに高い位置にあることから、ここの高低差が、勾配が急なのがお判りいただけるかと。
ちなみに、右のフェンスの向こうは、これまた書籍出版の大手である光文社です。
さてさて、このままずっと進むと左側に一際異彩を放つ坂道、いや階段が!
これが先のタモリ著書で紹介していた「鼠坂」です。
この坂(階段?)も勾配は急だし、長いし、結構登り甲斐があります!
一番上まで登って振り返ると…、
いや、良い眺めじゃないですか!!
しばらく見惚れておりました。(笑)
最後は、神田川沿いにある「江戸川公園」で小休止。
なんで、神田川なのに江戸川??
ただ、ここで神田川に掛かる橋を「江戸川橋」といいます。
じゃ何故、江戸川橋?
考えてもキリが無いし、喉も渇いたし、誕生日だったので、ここでビールをグビッ!(笑)
よく坂道を歩きました。
満足、満足!