前回のスレッド(4月17日)で、50'sのミュージシャン、エディ・コクランの命日を記した。
1年前は、彼が出演した映画『女はそれを我慢できない』を紹介した。
で、ほんとは1年前にこの映画を紹介した後に、記そうと思いつつ1年が経過したネタです。(汗)
『女はそれを我慢できない』はエディ・コクラン以外にも多くのミュージシャンが参加していました。
その中の1組に“ザ・トリニアーズ”がいた。
トリニアーズは、L.“クリフ”.トリニアーとC.オリバー.トリニアーの双子が中心となって作られたバンド。
1947年から活動を開始。
50年代に入り、R&RやR&Bのブームにより頭角を現す。
1956年のロカビリー黎明期にあの映画『女はそれを我慢できない』にも出演し、彼らの代表曲の1つ「ロッキング・イズ・アワ・ビジネス」をパフォーマンス。
そのシーンです。
場面的にはスタジオの中でのオーディションだかなんかで、自分たちのパフォーマンスを披露してるようです。
なので、ステージのパフォーマンスからするとおとなしい感じがしますが、これだけでも能天気でクレイジーでユーモア溢れる面々だというのは感じ取れるでしょう。
そうなんです!
トリニアーズの良さは、楽曲とか演奏力とか以前に、このキャラとパフォーマンスが最高!!
馬鹿ですよー、この人達。(笑)
いくつかのステージ的パフォーマンスを観てやって下さい。
同じく映画『DON'T KNOCK THE ROCK』の1シーン。
フロントメンバーだけでなく、ピアノやサックスやらみんなしてバカやってます!
続いては、アメリカのかつての音楽番組「THE BIG RECORD」で2曲メドレー演奏のパフォーマンスを。
イェ~イ!もうエンターテイナーとはこの事って感じです。
メンバー全員で同じ動きを合わせるとこやピアノの上に乗るなんて、ブルース・スプリングステーン&Eストリートバンドの原点はここではないか?と思っちゃう。
フォーメーション・ダンスなんか見ると、ももクロの原点はここだろ!と思えてしまう。
そして、日本の音楽ネタの演芸(なんちゃらブラザースみたいなのとか、クレイジー・キャッツもそうだなぁ)にも似た匂いもしてくる。
元気の出ない時ゃ、疲労回復の錠剤やエナジードリンクより、このザ・トリニアーズのパフォーマンスみた方がやる気出ますって!!(笑)
毎日しんどいし、未来に希望のかけらも望めないが、トリニアーズ見て「毎度ご陽気に、今日もバカやってきましょう!」って感じになれる。
(ある種、高田純次に似た感覚か?)
ザ・トリニアーズみたいな感じが、やがてゴールデン・ボンバーになっていったのだろうか?
んな、わきゃ無いか。(笑)