日比谷公会堂オープンデーを連続で書くつもりでしたが、前回(前スレッド)は東京ヤクルトスワローズのCS戦観戦に行ったもので、改めて前々回からの続きで、今回はその“中編”として館内の模様を記していきます。
(あ、祝!スワローズ、日本シリーズ進出!!)
まずは、前回紹介した映画「野獣死すべし」のラストで松田優作が倒れた外階段を昇ったところが公会堂の入口となるので、そこまで上がる。
画像左に見切れているドアのようなもの。
多分、券売場、文字通り“チケットボックス”だったのでしょう。
味があります。
入口の外に、座席図がありました。
公会堂入口までの階段を上がって振り返ると、
こんな感じ。
昔はここには窓ガラスが無く、吹きっ晒しだったようです。
中へ入ると目にするロビー。
やはり時代を感じます。
ホールは、非日常的な楽しみを求めて行くので、昔のホールはゴージャスな作りです。
客席に通じるドア。
よく見るとドアに小さな鉄板があります。
開くことが出来ます。
開けて見ましょう。
客席内が覗けます。
昔のホールはこういうのが普通でしたね。
上の階へ上がってみます。
ホールとしては2階席のロビーですが、実際は3階。
こちらは“3階ロビー”となります。
壁と天井を繋ぐ梁もお洒落なデザイン。
またこの日は普段は開放していない3階のバルコニーも開放していた。
出て、すぐ左を見ると、
こんな感じで、やはり古い建物なので痛んでいる部分が目に写る。
バルコニー自体はこんな感じ。
対面にも行って、そこからの眺めも。
館内には、いくつかの写真も展示してあった。
歴史を痛感します。
ちなみに、初期の「紅白歌合戦」はこの日比谷公会堂で行われていました。
こちらは第五回の紅白歌合戦のようです。
もう一つ上の階へ上がってみました。
ホールで言えば2階席の一番後ろになるのですが、建物としては4階になります。
4階は通路だけでロビーはありませんが、通路にある窓からの景色は見応えを感じます。
館内は、廊下や階段、ドアなど、1つ1つに味がありました。
次回は、調光室や舞台転換、などを紹介したいと思います。
<続く>