もう、完全にダッチロールしてしまった“新・国立競技場”。
1550億円を上限として再度予算を決めた、ということになっている。
しかし、屋根(ドーム)、冷房、サブトラック、等、の諸問題はまだ決定してるわけではない。
やはり、3500億円以上は使うのでしょう。。。
でも、最初聞いた話では、国際スポーツ化にあたり、競技トラックを9レーン以上、8万人以上の観客収容、サッカーW杯実現に至っては屋根の義務化、などが条件だったと思うが、どうなることか…?
そして2020年東京オリンピック以降、この新国立競技場の利用方法、運営手法、も事前に決めておかないといけない問題だ。
当初は、その殆どをコンサートで埋めるとか言っていたが、最近は競技専用、いやサッカーのみ専用とか、実しやかにその噂が出てくる。
しかしここに来て「ウソだろっ!」と思いつつも最後の最後はそのように泣きつくこともあるのか?と思えてしまう噂が浮上。
それが、新ジャイアンツ球場案だ。
現在、読売ジャイアンツがホームにしている「東京ドーム」が1988年開業で、2020年には30年以上経過することから、リニューアル、場合によっては取り壊しや立替えの話もあるらしいのだ。
事業主体となる「日本スポーツ振興センター(JSC)」にとって、新国立競技場の年間数十億円の維持費を賄うには、大手として「読売ジャイアンツ」ホーム化は魅力的である。
読売グループメディアにおいては「五輪後に改修し、プロ野球、サッカー専用球場化」といった観測を謳っているとのこと。
JSCも、まず東京都から金をせびり、その後「読売グループ」から屋根代を出してもらえれば、非常にありがたいはず。
下村文科相も新聞紙上にて「ナショナルスタジアムにこだわる必要はない。2020年以降は民間委託するが、(活用方法として)野球やサッカーのホームグラウンドにするのは、十分にありうる話だ」と発言。
あのナベツネが口をださずにいられない話であろう。
おりしも「外苑前駅」からこの「新国立競技場」一帯を青山再開発としての動きが、これまた別途あることから、明治神宮野球場で行われる学生野球、東京ヤクルトスワローズ戦に加えジャイアンツ戦もあれば一段と地域活性にはなる。
しかしながら、隣でスワローズとジャイアンツの2球場があるというのもどうなんだ?
その神宮球場も現在の「秩父宮ラグビー場」の位置に新設するし、「秩父宮ラグビー場」は現在の神宮球場並びに第二神宮野球場の位置に作られるらしい。
ひょっとしたら、明治神宮野球場新設断念となりスワローズも地方球団化させられるのでは…?
巨人、学生野球、サッカー、ラグビー、コンサート、イベントでなんとかなりそうな気は確かにする。
なんか“ポンコツ森”と“死に損ないナベツネ”とか手結びそうな感じもする。。。
やっぱり元の国立競技場をリニューアルすれば良かったのではなかろうか?
(そんな今は亡き「国立(霞ヶ丘)競技場ツアー」へ行ったことが、いい思い出かも…。)
果たしてどうなることやら。