暑いさなかにメタル聴く | 新・迷って、悩んで、でも笑ったりもして…。

新・迷って、悩んで、でも笑ったりもして…。

不惑の40代などと言うものの、40代になってから「踏んだり蹴ったり」、「弱り目に祟り目」な日々…。
あれから幾年過ぎ、日々の一喜一憂を好き勝手にほざいてる次第です。

暑いです。
8月もちょうどど真ん中、お盆休みも佳境、そして終戦記念日の8月15日。
エアコンもつけずに扇風機だけで過ごす自虐的な本日。(苦笑)

毎夏であれば、夏のB.G.Mでもかけながら過ごす。
定番のビーチボーイズや大瀧詠一の『A LONG VACATION』とか。
しかし毎夏同じことをしていてもと思い、真逆な自虐的な感じで行こうと。(?!)
久々にメタルなど聴いてみた。
メタリカとかアイアン・メイデンとかオジーといったメジャーどころでなく、ジャーマン・メタルで知る人ぞ知る“ブラインド・ガーディアン”をチョイス。
作品は『ナイトフォール・イン・ミドル・アース』(1998年リリース)
ブラインド・ガーディアン
一概にメタルと言えども、ヘヴィメタル、デスメタル、オルタナティブメタル、スラッシュメタル、等々、細分化している。
この『ナイトフォール・イン・ミドル・アース』は、コンセプトものの組曲のような作品。
プログレ要素やクラシック音楽的世界観が混じった感じで、24トラック/77分以上と聴き応えががっつりとある。(苦笑)
夏とは縁遠い、いや無接点なアルバムです。
なんか中世をモチーフにした映画やゲームのストーリーをアルバムで表現したようなイメージだ。
で、調べたら「ホビット」や「ロード・オブ・ザ・リング」の原作者J・R・R・トールキンの小説『シルマリルの物語』を基に作ったアルバムとのこと。
まさしくあんな映画の世界観。

なので、逆に言うとデスメタルのように一直線に失踪しまくりのような音楽ではなく、中世の音楽的アプローチも多々有り、ブラックモアナイトやスティングなんかにも通じるところも。
また、曲間に数秒のナレーションが入ったり、数分のモチーフミュージックなどもあったり、音質もFMラジオのようなリミッターと言うのかコンプレッサーと言うのか音幅を処理した音なので、ギャンギャンうるさく来るだけではないのが、暑い真夏でも最後まで聴けたのかも。
と言いつつも、スポーツ後の疲労感にも似たものを感じたが。(笑)

なんとYouTubeにアルバムまるごと上がってた。

敢えて真夏にどうぞ!(笑)