本当は、先日のバレンタインデイ・ネタの直後に書こうと思っていたが、訃報が次ぎ、今さらなタイミングで間抜けな感じだが…。(苦笑)
チョコレートについて、ちょっと記してみたい。
幼少時はチョコが大好きだった。
私が子供の頃は、西洋発祥のお菓子の御三家は、「ガム」、「キャンディ、キャラメル」、そして「チョコレート」だった。
今みたいにコンビニなんて無いから、お菓子屋さんで買ったものだ。
当時チョコレートの、主流(と言うか原点と言うか)は「板チョコ」で「ミルクチョコレート」仕様でした。
有名な菓子メーカーも、
「明治ミルクチョコレート」
「ロッテ<ガーナ>ミルクチョコレート」
「森永ミルクチョコレート」
と、こんな感じ。
ただ、森永はこの後の「エールチョコレート」のイメージの方が強く残っている。
山本直純が気球に乗って「♪大きいことは、いいことだー!」って歌っていたCMが記憶にある。
ガキの頃はこの板チョコを1枚食べるとさすがに子供には良くないだろうと、母親に預かられ、母が割って渡した分を食べていた気がする。
なので、所謂お菓子屋さんでなく、駄菓子屋さんへ5円玉とか10円玉を握って小ぶりなサイズチョコとか買ったなぁ。
例えば「コインチョコ」。
この画像では昔の子供番組「キャプテン・ウルトラ」と「キングコング」だが、幾つか当時の子供番組のものが商品化されていた気がする。
それで、あの金のアルミ包装を剥くと、チョコと一緒に丸いメンコだかカードだかステッカーだかが入っていたはず。
これが10円です、当時。
あと「ライスチョコ」ね。
これなんて一番初めは5円とかで売ってたんじゃないか?
今考えるとスゴイ商品です。
チョコレートと白米、ご飯のコラボなですから!
でも、美味いよねこれ。
それと、アルミ製のチューブに入ったやわらかいチョコとか。
残念ながら絵柄は当時とは違いますが…。
と、まあ小ぶりな分安いチョコを駄菓子屋さんで買ってたら、大手メーカーが小粒のチョコを発売。
「チョコベビー」という商品。
これも良く食べました。
ホント小さなチョコ粒がコーティングされていて、板チョコよりは溶け難かったんじゃないかな?
コーティングチョコと言えば、やっぱりマーブルチョコレート。
これは明治製菓のものですが、私ら貧乏人は駄菓子屋でこんなのを買ったもんです。
これねー、何でメガネ型にしたんでしょ?
ちゃんと横に輪ゴムや紐を通せる小さな穴まで開いてるんです。(笑)
そうチョコレートは板チョコから、一口や数口で食べれるサイズのものが幅を利かせてくるのです。
代表的なものだと「メロディー」とか。
そして、このメロディチョコレートの形状の中に何種類ものフレイバーが入ったものが登場!
それが「LOOK」でした。
それはそれは初めて食べた時は衝撃でした!
「チョコの中から、苺の味がするー!」、「今度のはバナナだぁーーーーー!!」そりゃ大騒ぎ。(笑)
この頃から、チョコ=子供菓子から、ハイティーンから20代くらいの大人になる世代がカバンにチョコを忍ばせて食べてるなんて普通になってきた気がします。
そうなると、ちょっとお洒落な見栄えのチョコたちが登場。
一番古い記憶は「アルファチョコレート」だ。
お洒落なパッケージでしょ?
ちなみに、キャスティングされている女の子は若き日の“加賀まり子”さん。
それから、もう少し時が経ってからだが「デュエット」というのがありました。
ちなみにこのCMにキャスティングされていたのはショーケンこと“萩原健一”。
それから形状で言うと、不二家はアグレッシブでした。
「パラソルチョコ」とか「ペンシルチョコ」とか。
あの当時はちょっと変わった形というだけで、もうもの凄く食べたいと思ったものです。
それとこれもインパクトがありました「ウィスキーボンボンチョコレート」。
実際のウィスキーのパッケージを模したアルミの包み紙がお洒落だったし、酒が入っているなんて子供ながら「俺は大人だぜい!」などとほくそえんでおりました。
子供の頃の記憶の最後のインパクトは海外から入ってきた「クランチチョコレート」だった。
食べると何だか判らないけど小さな粒状のものがサクサクッとして不思議な食感だった。
先の「ライスチョコ」とも違う食感に感動したものです。
そうそう、「ライスチョコ」~「クランチチョコ」と並ぶもうひとつのチョコが「麦チョコ」。
これなんて、まだどこかの飲み屋さんではつまみメニューに出してるのでは?
酒の席にも見かけるチョコレートが「麦チョコ」でした。
「義務チョコ」ではありません。(苦笑)
他にもね、アーモンド入りチョコとか、チョコ菓子とでも言うのだろうか、チョコと何かみたいなお菓子とかも色々あるのですが、長くなったのでとりあえずここいらで。