自分が子供の頃は、大体の子が勉強などしなかった。
いや、してなくはないが、決して皆良い点数を取れていなかった。
そして、勉強が出来る子や勉強をちゃんとやる子は決まって「ガリ勉」と言われ揶揄された。
もう「ガリ勉」なんて言葉はこの世に無いだろうな。(笑)
親も親で(特に母親)、決まって子供に言うセリフは「勉強しなさい!」だった。
今では、アニメ「サザエさん」でしか聞くこともないのかも知れない。
(ようするに、あのマンガの“カツオ”が当時の子供の代表だ。)
今では、親がモンスターペアレンツ、マネージャーもどきの親、等々、自分の思うように子供も学校もならないと気が済まない親が増殖しているそうな。
広い世代に慣れ親しんだ「ジャポニカ学習帳面」という著名な文具ノートがある。
そう、昆虫や植物などを表紙にして、科目ごとに使い勝手の良い紙面づくりをしてきた、あのノートです。
ところが昨今、この「ジャポニカ学習帳」の表紙の昆虫が気色悪いからやめろと働きかけがあり、ついには「ジャポニカ学習帳」もその意見を受け入れ、新たな表紙で出しなおしたらしい。
…あのさ、アホ親どもよ。
昆虫が苦手、爬虫類が苦手、鳥類が苦手、世の中にはそういった人は確かにいる。
しかし、これは実際にこの世に存在する生物なのだ。
ひょっとしたら人間よりも長くその形態存続してきた貴重な「種」かもしれない。
それを「気持ちが悪いから、うちの子や幼い子供に見せるのは酷なことだ」と短絡的に考えるはいかがなものか?
生きていれば、何を好きになり何を嫌いになるか、好きなものへの好奇心から知識へ深めていく、嫌いなものとどう対処するか、を覚えていくのが学習だ。
親の望む表紙のノートで学校のお勉強をすることが学習でない。
そんなジャポニカ学習帳が、社会性を重んじて、昨年2014年を省みて作った新作が下記群です。
(爆笑!)
いやー、誰が作ったコラか知りませんが、作者のセンスに脱帽です!!