今年は春季に一度だけ、しかも生まれて初めての「応援席」観戦をした以来に。
11時開始に余裕を持って、10時20分くらいに神宮球場前に着くと、すでにもの凄い音量でブラスバンドの応援が響いてきた。
ん?
そうだ!第2球場では高校野球の秋季戦が行なわれていた。
で、この日の対戦カードを見ると、

いいカードじゃない!
一瞬、気を引かれてしまう浮気性な自分。(苦笑)
しかし、ここは真っ直ぐ六大学野球へ。
前回の応援席観戦から、座りなれたライト外野席へ。

そして、早速スコアボードビジョンに今季の勝敗表が映しだされるのだった。

そう、本日、明日の試合次第で今季の優勝が決まるかもしれない局面なのであった!
下掲画像だと見難いかもしれないが、

今日以降、立教大が勝ち点で優勝、明治大が2勝0敗で勝ち点だと優勝、もし2勝1杯だと今季最後の早慶戦で優勝が分かれるという肝の試合になっていくのだ。
そして第1試合こそが、肝となる明治大vs立教大!
まずはメンバー表が掲示される。
明治大学メンバー。

そして立教大学メンバー。

いよいよ両校先発メンバーが発表される。

明治大は先発のマウンドに上がったのは、先日のドラフトでオリックス・バファローズ1位指名を受けた山崎投手!

対する立教大は、いまノッてる澤田投手。

山﨑投手は1回を難なく終え、さすがと思えるスタート。
澤田投手は2本ヒットを打たれるも0点に抑える。
と、たかだか1回を見ただけだが、明治の方が調子良いか?と思いきや、2回からそれが変わる。
2回表、ヒットはわずか1本ながら、スクイズと暴投で立教が2点先取。
早くも山﨑投手はピンチに。

その裏、明治も1得点するものの、その後はともに0点が続く。
5回表に立教佐藤拓の適時打で1点追加。
結局、これが全てとなった。
明治は毎回ヒットで出塁するも、得点にいたらず。
11安打で1点止まり。
対する立教はわずか4安打で3得点。

これで立教は、なんと!1999年秋以来、30季ぶり13度目の優勝に王手だ!
続く第2試合は、東京大学vs法政大学。
前回はこの2校の応戦席観戦だった。
ちなみに本日の東京大学応援席。

そして、法政側。

あれ、人数少ないですね。
そして、メンバー表発表。
まずは東大。

続いて、法政大。

そして先発メンバーが発表される。

おっと、法政大は先日のドラフト横浜DeNAベイスターズから2位指名を受けた左腕の石田投手!

対する東大は吉川投手。

未だ勝ち星をもぎ取れない東大野球部に勝利をもたらすか?!
こちらの試合も、2回表に動きがあり、法政が1点先取する。
どうでもいいが、ライト側で早稲田のシャツを着て、女の子みたいな拍手を首を左右に振って応援したり、しまいにゃ応援団よろしく両手を振り回して法政を応援しているアホがいて目障りでしゃあない!

くたばれ!馬鹿!!と念じていたら、しばらくしてこの輩は帰っていった。
ふふふ、正義は勝つ!(?)
と、ここでいらぬストレスから開放されたとたん、これまでグビグビ飲み続けてビールが利いてきて、墜ちてしまった私…。
気がついたら、その次の回である3回表が終了したところで、なんと法政が5点を入れ、6-0という大差になっていた。
しかし、3回裏に東大も頑張り、5番有井先取のタイムリーで2得点。
東大側は盛り上がってました!!
時間的に、陽が傾き、肌寒さを感じると、球場のライトも点灯。

東大の反撃もここまでで、この冷え方に比例するかのように、その後は法政にボコボコにされていく。。。
結果19対2という超大差で法政大学の圧勝!

ゲームが終わると、空は真っ暗。
球場を出て、隣接の日本青年館前の木はイルミネーションでライトアップされていた。

もう、秋の背後に佇む冬が近づいてきたと実感。
さて、東京六大学秋季シリーズは立教の優勝で終えるのか?!