
昨年、初めて都市対抗社会人野球大会へ行ってみた。
しかしながら、応援席に座ってしまったため、野球など観れないという事態に。
今年は、じっくり社会人野球を観るべく、毎日新聞のネット「まいまいクラブ」にある“外野招待券”でリベンジ観戦しようと。

で、観た試合は、富士重工(太田市)vsセガサミー(東京都)戦。
ドームまでの通路に出場社やその地域の簡単な紹介板がある。
セガサミーは監督が元千葉ロッテマリーンズの初芝なんだ?!

富士重工のもありました。

それにしても、「都市対抗」と謳っているものの都市というか地域感は全く感じない。
(自分が東京だからか?)
そもそも「東京」代表てのも変。
だったら、富士重工は「群馬県」代表としないと…ね?
ま、細かいことはいいとしていざドーム内に入場。
一応、東京都民なのでセガサミー側のレフトスタンドに座る。

試合開始20分前くらいだが、ガラガラでどこでも座れる。
今回は前から2列目(1列目は観にくいし、売り子さんに蹴りを入れられる…)の通路側確保。
富士重工側のレフトスタンドは早くも外野席まで埋まって行くのを見て驚き!

都市・地域感が無いと前述したが、東京からさほど遠くない地域だとその会社関連に加え「我が町の代表なら、皆で応援に行こう!」みたいな意識があるのかも知れない。
(実際、試合終了後の水道橋駅付近は富士重工/大田市のチャーターバスが多数あった。)
などと思っていると、スターティングメンバーが発表される。

そして試合直前に表彰式を行なうとの案内で、富士重工の平井・二村両選手の10年連続出場を称えるものだった。


いよいよ、プレイボール!
先発投手は、ともにルーキー対決の人選。
セガサミーは横田哲投手(上武大学出身)。

対する富士重工は小野和博投手(桐蔭横浜大出身)。

序盤2回表に早くも動きが。
富士重工攻撃時、2アウト、1、3塁から1番日置選手がタイムリーでまず1点先制。
その後、これといった動きがないまま中盤の5回に。
ここで、朝から暑さもあってグビグビ飲んでいたビールが溜まり、尿意を催しトイレへ行く。
すっきりして戻ってきたら、な、な、なんと、スコアボードに5回表「3」点の表示が…!

あー、大一番を見逃してしまったー!(苦笑)
この直後1アウト1、3塁で唐谷選手の打球をセガサミー2ndの江藤選手のファインプレーで2ゴロにするも、3塁走者が帰還し5-0となる。
その裏、セガサミーも反撃に。
いきなり、5番佐藤選手の三遊間へのゴロだが、サードが追いつき1塁へ送るが送球がそれてセーフに。
何やら、ここで審判が集い、会議?を始めだす。

どうやら、内野安打とサードの悪送球、バッターランナーは2塁へ、という好機を迎えた。
その後、2者連続で倒れダメかと思うも、8番宮之原選手が右中間へ見事なヒットを放ち、2塁の佐藤選手が生還し、1点を返すセガサミー。
だがしかし、6回表にもヒットとセガの外野手の後逸で1点を追加する富士重工。
7回表の富士重工攻撃時、最初のバッター6番小川がヒットで出塁。
次の7番田辺が空振り三振した際に、スタートを切っていた一塁ランナーの小川選手が2塁タッチアウトの判定になるが、これは完全にセーフです。
2塁審判が、最初戸惑って主審の方を伺ってからアウトの判定していましたからねー。
(おそらく、見てなかったんでしょう…。)
そりゃ、富士重工側は猛抗議ですって!

でも、結果は変わらずに試合再開。
ところで、社会人野球の応援は相変わらずスゴ過ぎ。
常に、1塁側、3塁側から音が出ているし、踊っている。
もう、野球の応援に来ているのではなく、応援団の発表会の場ですね、あれは。(笑)
まあ、静まってるよりは「社会人野球は盛り上がってるねぇ!」という感じになって良いのでしょうが。。
今回、セガサミー側はマジで凄かった。
サンリオのキャラクターの気ぐるみ大集合するわ!

何度も、特殊効果のガスが噴き出すわ!

いやぁ、苦笑。
終盤に入り、両チームとも追加点ないまま、ついに9回裏。
6-1とかなり不利なセガサミーですが、初芝監督の代打攻勢が実ってノーアウト満塁という絶好のチャンスに!
しかし、ここで迎えた乗替がセカンドゴロでダブルプレーの間に3塁ランナーが生還し1点追加の6-2。
2アウト3塁で、再び初芝監督は代打を。
大西選手がバッターボックスに入り、いざ勝負!!

しかし、三振でゲームセット!
6-2で、富士重工/太田市が、小野投手の完投で初戦突破しました。

おめでとうございます!!
都市対抗野球は7月29日まで東京ドームで開催されます。