主賓は、単身で新婚の妻を残しビジネス留学した仲間で、彼が無事卒業しその帰国を祝うための会。
この会社は外資だったが、海外の本社が日本企業に身売りした。
そこから、会社をスリムにするため、リストラを徐々に始めた。
私は正社員ではなかったので、契約更新が続かずに離職した。
その後も、どんどんかつての仲間、それも中年層がその日本企業に移る際に切られていった。
彼は、その買い取った大手日本企業に無事に移ることに成功したが、そこの会社の文化・思想に危機感を抱き、自分が元来やりたかったことへ着手するために、海外でその専門職を勉強したいと言って、会社を辞め単身海外へ飛んだ。
実に40歳を過ぎての決断。
まずは語学留学~そして専門職を学べる大学に無事入学し、ストイックな日々を過ごして、無事卒業に至った。
その間に、大学から彼がやりたいことを手がけているアメリカの会社に推薦状までもらえることになり、果敢にチャレンジした。
インターンとして試用入社もし、その商品や仕事法を日本でも根付かせるために、頑張ったようだが、そこの社長はアメリカ・マーケットで上手く行っていれば日本進出まで出資しなくてもいいと判断したようだ。
彼にとって結果はひとまず残念ではあるが我々が仕事していた業界の最大手の企業に就職が決まったとのこと。
彼曰く「あくまで、これは自分が手がけたいことをするためのステップ2でしかない」と言ってのけた。
凄いね!偉いね!その意気込みだぜ!
私など、どこか雇用してくれると声をかけたら喜んで行くし、そこで頑張ろうと思うのだが。(笑)
久々の面子との飲み会。
いい飲み会だった。
2次会は彼の住処とも言われる(?)ワインバーで締めた。

結局帰宅は午前3時半くらいになってしまった…。
彼には本当に頑張って貰いたいと願うばかりだ。