衣替え~Tシャツコレクション3/国産アニメ・まんが編 | 新・迷って、悩んで、でも笑ったりもして…。

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不惑の40代などと言うものの、40代になってから「踏んだり蹴ったり」、「弱り目に祟り目」な日々…。
あれから幾年過ぎ、日々の一喜一憂を好き勝手にほざいてる次第です。

いい天気が続いて「初夏だなぁ」と思っていたら今日は全国的に雨で気温も下がる方向だと。
そんな日になんですが、衣替え時に撮った懐かしTシャツのパート3。
前々回、そして前回と昔の海外アニメでしたが、今回は国内ものです。

まずは「マッハGoGoGo」。
マッハGoGoGo
この「マッハGoGoGo」は、海外進出した日本アニメの先駆者的存在。
現在、日本のアニメ・まんが文化が海外で大人気となるきっかけと言えるのかも知れません。
海外では「SPEED RACER」というタイトルで放送。
2008年にはハリウッドで実写化もされたほど、海外では人気コンテンツなのです。

続いて「ハッスルパンチ」。
ハッスルパンチ
1965年に放送されていたアニメで、いわゆるドタバタ活劇もの。
上掲画像の熊は「パンチ」という主人公で、声は初代「ドラえもん」の大山のぶ代さんです!

大人になると、作品の主人公よりサブ・キャラクターの方により懐かしさや、あるいはその商品のレアさを感じたりするんですよね~。
そんな中からまず、「ムーミン」に登場した“スナフキン”。
スナフキン
スナフキンの、たそがれ感が渋かった。(笑)

アニメやまんがではないのですが、昔の大人気バラエティ番組「ゲバゲバ90分」に登場するキャラクターの“ゲバゲバおじさん(?)”も。
ゲバゲバ
ハナ肇、大橋巨泉、前田武彦、宍戸錠、小松方正、常田富士男、うつみみどり、吉田日出子、朝丘雪路、等々の出演者たちが繰り広げるシュールな短編ショートコントをいくつもぶちかますという作品で、そのコントが終了したり、次のコントに移るクッション的映像で出てくるのがこのキャラクターで必ず「ゲバゲバッ!」と一言だけ発する。
その間、わずか数秒ながら、強烈に記憶に残るキャラクターでした。
この番組の手法のまま、子供用の教育番組(それも数学に特化した)が「カリキュラマシーン」だったのです。

そして、日本のアニメ・まんがを語る上で外せないのはやはり巨匠!手塚治虫!!
彼の、最もサブキャラなのが「ひょうたんつぎ」。
ひょうたんつぎ
手塚作品を読んでると、何故か突然登場する脇役中の脇役。
このキャラクターが何をするというのでなく、登場者の心象風景や感性をこの「ひょうたんつぎ」で表現するというのが手塚氏のすごいところ!(笑)

最後に、日本最古のまんがは何だろう?
それは、歴史の授業にも登場した鳥羽僧正作と言われる「鳥獣人物戯画」(鳥獣戯画とも言われた)。
鳥獣戯画?
いわゆる“擬人化”という手法で書かれ、動物たちを人間の動作や格好で描いたパロディー絵画。
ただ…、上掲画像の絵は、
壁にスプレーで落書きしたり、
ブレイクダンスを踊ったり、
バイクでひったくりをしたり、
…パロディ作品をさらにパロディ化してますが。(苦笑)
それにしてもオリジナルの「鳥獣人物戯画」は平安時代、12世紀に描かれたということなので、当時はこの作品がとてつもないアバンギャルドだったのか?
それとも、当時からこのくらいのユーモアを日本人は持っていたのか?
どうだったんでしょう??