早いもので父の他界から17年。
もうそんなに経つんだと実感。
父の生まれ育ったところは、山間の小さな町、いやその頃は村だったろう。
私が子供の頃、この町には「山」と「川」と「国道」と「国鉄(現JR)」が目立つものだった。
とにかく、いつまでも“のどか”な場所。
目の前は川があって、周囲は山だらけ。
山の上は空しかなかった。

しかし、時の流れはそんなものも変える。
なんとその山を繰りぬいて、新たな自動車道が出来ることになった。
上掲画像の右端をズームすると、

山を崩して、道路建設をしている。
「中部横断自動車道」の建設だ。
この山をくり抜いて高速道路が山と山の間に架かるのか…。
不思議な感じがしてならない。
父の法事とともに、年月の経過を感じた。