
「マン・オブ・スティール」とは、つまり「鋼鉄の男」、それは「スーパーマン」のことであり、本作はその最新作。
約1年前に、「ダークナイト・ライジング」の試写時に、予告篇で初めてこの「マン・オブ・スティール」を知った。
その時のブログに、スーパーマン・シリーズが行き詰まり、バットマンになり、それが手詰まりになるやスパイダーマンになり、また先祖帰りか?などと書いた。(苦笑)
で、今回のこの「マン・オブ・スティール」は、スーパーマン誕生の物語。
クリストファー・リーヴの「スーパーマン」シリーズ以来ン十年ぶりの新作かと思ったら、2006年に最新作をやってたんだね。
先日観た「パシフィック・リム」にしても、この「マン・オブ・スティール」にしても、3Dで観るとやはり迫力が増してるのがわかる。
このくらい画像の迫力があると、ストーリーの多少のアラなどは帳消しにできるから、いいかも。
ただ、スピード感のあるシーンが多く、老いの身になるつつ私はところどころ目が着いていけない…。
強く印象に残るのは、スーパーマンと適役がそれぞれもの凄い力で激突したり、ぶん投げたりすると、大きなビル4件くらいは突き抜けてしまったり、オフィスの中、セブンイレブンやファミレス(アメリカではダイナーと言うのかな?)の中で行なわれる(!)乱闘ぶり!
幼い頃、ウルトラマンが怪獣との戦闘シーンで、怪獣に投げ飛ばされてビルを壊したりすると、子供心に「正義の味方が、わざとではないにしろ、ビル壊しちゃマズイんじゃないの?!」と思ったことがあるが、この「マン・オブ・スティール」ではスーパーマンの戦闘で何十件のビルや家、道路が壊れるやら…。
もう途中からガハガハ笑いながら観てました。(笑)
出演は、スーパーマンにヘンリー・カヴィル、エイミー・アダムス、マイケル・シャノン、ケビン・コスナー、ダイアン・レイン、ほか。
監督は、ザック・スナイダー。
8月30日から全国ロードショーです。