
東京ドームの側面にある数々の売店群とともに入口がある。
1塁側の21ゲートの傍だ。
入場料は、大人¥500、小中学生¥200、65歳以上¥300とリーズナブル。
入口から下に下りたフロアが博物館になっている。
入ると、現在のプロ野球12球団の選手のユニホームやグローブ、バット、スパイク、等があったり、かつての大選手のものも同様に幾つかの展示などがある。


“殿堂博物館”というくらいなので、メインは殿堂入りした偉人たちの数多くのレリーフだろう。
これは、選手のみならず、一般人でも野球のために尽力した人も殿堂入りしている。
作家の正岡子規なども殿堂入りしている。
プロ野球のみならず、社会人野球、学生野球、女子プロ野球、等も展示紹介している。
そんな中で、私が興味を持ってみたのは、やはり昔のもの。
それは自分の記憶にあるものだけでなく、むしろそれ以前、日本野球黎明期のものも含めての展示物に魅かれた。
例えば、
三宅大輔氏のグローブにバット。
三宅大輔氏は学生時代に慶応義塾大学の名選手で人気を博したあと、職業野球発足時の主要メンバーとなり、巨人の初代監督を務めた方。

明治~大正時代のもの。
こんなので補球してたんだからねぇ、当時は。
でもバットはよくみるとスポルディング製!当時からあった企業だったんだ。
それと、超地味なんだけど洲崎球場を写した新聞(これは広告?記事?)。

洲崎球場は、日本初のプロ野球用球場。
現在の江東区新砂というところにあったらしく、海に隣接したようだ。
野球人気のための急ごしらえの球場だったこともあり、面白いのは「雨天中止」とかだけでなく「満潮中止」というのもあったらしい。(笑)
まあ、そんなこんなを見学していたのだが、この時期の期間限定の売りが、先日の長嶋茂雄&松井秀喜の国民栄誉賞授与の際に贈られた金のバットが展示されているというもの。

期間限定というところで、展示室という場所で、特別展「野球殿堂のあゆみ」というのが7月7日までの展示としてあった。
ここも野球殿堂入りした方々に関わるものが多く展示してあるのだが、一歩足を踏み入れた時に目に入った懐かしいユニフォームたち!
記憶の彼方で薄れ行く映像が蘇りました!


野球殿堂博物館、ドームでの観戦のついで、遊園地にいったついでにでも覗くのもいいでしょう。