食物が豊富にない時代のこと、母が、子供2人を食べさせるために遠くへ働きに出かけた。
留守の間、兄妹は助け合いながら、母の言いつけを守り、毎日を過ごしていました。
しかし、昔の時代、まだ子供の2人に栄養が行き届かず、二人とも病に冒されてしまった。
母に心配をかけないように連絡は取らず、2人だけでずっと忍んで生活していきました。
しかし、もう2人の身体は持ちそうもないところまで来た時に、「母さんが戻って来て寂しい思いをしないように1人1つづつの鉢に花を植えておこう。」と兄妹は決めました。
その鉢は、やがて二人の魂が乗り映ったように凛とした佇まいの花が枯れることなく咲いたという言い伝えから、この地域には鉢植えで作った人形を各家に飾っているのです。
なんて、話はない!(笑)
どこにもありません。
でもそんなことをふと思わせたのが、下記の画像。

ふと視界に入った家屋の2階物干し台に人形が2つ並んでいました。

良く見ると、大小の植木鉢を重ねて作られた人形です!
これを見て、つい、おっさんのロマンティシズムに働いてしまって…。
アイデアだな、とちょっと感心と感動したもので、つい。(苦笑)