久々の後楽園ホール。
今回は一番安い席だったので、リングから一番遠い席かと思ったら、南スタンドの半ばくらいの列だったが一番端。

ま、後楽園ホールのキャパシティなら、どこでも観れるか!
まずは、引退試合に臨む輝優優選手と、OZアカデミーを代表して永島千佳世が挨拶。

輝選手はもちろん最後の試合であるという挨拶を、そして永島選手は今後の大会スケジュールの案内のためにリングに上がった。
さて、第1試合はと言うと、いきなりアジャ・コングの登場!
対するはまだ若い志田光。

もう、第1試合から場外乱闘~凶器攻撃も出て、いきなりヒートアップ。
志田選手も竹刀を振り回しアジャに立ち向かうも、アジャは竹刀を素手で折り、ものの数分でアジャの勝ち。
その後、リングに仰向けの志田の身体に跨り、立ったまま見下ろしマイク・パフォーマンス。

志田を馬鹿呼ばわりし侮蔑するも、昨今の利口な若手よりも馬鹿の方が好きだと。
もし、凶器もちゃんと使いたいなら、教えてやる、と。
そして、そのまま志田選手の髪を引っ張り一緒に退場した。
ん~、アジャ選手、カッコイイわー。
第2試合、豊田真奈美&里村明衣子組vs小松奈央&Sareee組戦。
選手入場前にリングアナから「本日、豊田選手、風邪のために声が大変出にくいとのことなので “よっしゃ、いくぞー”の掛け声の際はお客さんもよろしくお願いします。」と言う様なアナウンスが入り、場内に笑いが起きる。
その豊田は里村選手とのタッグ。
対する2人は…勉強不足でスマン!初めて聞いた名前だ。
いわゆる若手アイドルレスラー的な2人。
特に小松選手のファンたちはは揃いのピンクのTシャツとピンクの幟まで用意して気合が入ってる。

こちらも第1試合同様、ベテラン2人が若手2人を指南する展開かと思って見ていると、場外に落ちた若手2人に豊田がリング上から得意の空中技でダイブ決行。
すると、小松奈央選手が床から起き上がれない…。
セコンドに着いた他レスラー以外にドクターやスタッフも集まって来る。

リング上で闘う豊田も仕切りに小松選手の様子を伺いつつのファイト。
当然リングでは1人になった若手のSareee一人では歯が立たずに完敗。
リング下では担架も運び込まれ、緊張する場内。
後ほど、リングアナがアナウンスしたのだが、骨折との事。
いやいや、怪我にはくれぐれも注意してほしいです。
第3試合もタッグマッチ。
noki-A&A☆YU☆M組vsLeon&Ray組。
マスクウーマンのレオンとレイに対抗して、普段は素顔で闘っている2人もマスクウーマン・バージョンでの登場。

マスクを被れば、自ずとメキシコ流の飛び技が出る。
この試合もそう。


見た目にも、繰り出る技の数々も華のある試合。
結果はノキアがレイをフォールし、ノキア&アユミ組の勝利。
第4試合は「世代抗争8人タッグ 30分イリミネーションマッチ」。
世代の違う4人1組のチーム戦で、負けた選手からリングを降り、最後に残った選手のいるチームが勝利というルール。
そのメンバーは、桜花由美/中川ともか/松本浩代/紫雷美央組vs永島千佳世/カルロス天野/加藤園子/倉垣翼組だ。
中堅の桜花組か、ベテランの域に差し掛かった永島組のどちらが勝つか?

でも、この人数だと当然グシャグシャな展開に。

始まって数秒でもう桜花選手がフォール負け。
そこから目まぐるしい闘いとなるが、またそれとは別に予期せぬ新たな闘いも…。
それは、、、私の尿意。(苦笑)
途中から、どんどん尿意が強くなってくる。
トイレへ行きゃいいじゃん、と言う話なのだろううが、試合も見たいし、冒頭にも書いたように席は一番端なので、通路に出るには何人かの前を横切らないといけない。
その日はよりにもよって、超巨体の方が座っている。
加えて、それまでずっと携帯電話を見て試合はろくに見てなかった奴が、この試合になったら突然永島選手に声援を飛ばす熱狂的永島選手のファン、と席を立つにもにも何か出にくい感じだった。
ようやく試合も終わり、一目散にトイレへ。(笑)
この後に、前スレッドにある輝優優引退試合が行なわれた。
引退試合後は、引退セレモニー。
まず、生い立ちからこの日までのビデオが流れた。
続いて電報が読まれる。
長与千種やデビル雅美といった女子プロレス界のレジェンドたちからの電報。
輝はリングで涙を流し聞き入る。


その後は、ゆかりある人々から次々と花束や金一封や品などが手渡される。
クラッシュギャルズで長与千種のパートナーだったライオネス飛鳥も来場。
そして最後は両親から。
ここで本人から最後の挨拶。
「とてもプロレス人生が楽しく過ごせ幸せだった。次の人生も必ず幸せに過ごせると思う。」といった内容の挨拶だった。

そして、引退のテンカウント・ゴングが鳴らされ、最後のコールを浴びると、大量の赤い紙テープが舞った。

最後は、胴上げ。

そのまま、リング下で肩車され、リングを1周してその勇姿が消えていった。
改めて、輝優優選手お疲れ様でした!