映画「デンジャラス・ラン」試写記 | 新・迷って、悩んで、でも笑ったりもして…。

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不惑の40代などと言うものの、40代になってから「踏んだり蹴ったり」、「弱り目に祟り目」な日々…。
あれから幾年過ぎ、日々の一喜一憂を好き勝手にほざいてる次第です。

先週の「コロンビアーナ」に続き、「デンジャラス・ラン」の試写へ行ってきたばかり。
主役のみならず製作総指揮もデンゼル・ワシントンなので、D.ワシントンが光ってます。(笑)

ストーリーは、元CIAで今はCIAなどの機密情報を売ってる「大物犯罪者」が南アフリカで追われ、その追っ手から身を守るために、敢えてCIAに保護される道を選ぶ。
CIAは各国に「隠れ家」と呼ぶ、非常時に機能する場所(世間的には普通の家の見え方)がある。
南アフリカの「隠れ家」は左遷地同然で、通常何も機能することはないので、若きCIAメンバーが一人だけで管理してる。
その若いCIAは、それに嫌気が差して上司にもっと重要な地での仕事への配置転換を懇願し続けていた。
そこに、突然この「大物犯罪者」を保護隠匿し、拷問自白するための場所に選ばれれたことによって一変することになる。
拷問が始まると、そこにこの「大物」を追っていた一味が乱入し、CIAと激しい銃撃戦が始まるも、多勢に無勢でCIAが皆殺しにされていく。
この一味も「大物」から秘密を暴くために追われていることもあり、「大物」の見張り役となっていた若いCIAに、この「大物」の心理的な揺さぶりで「隠れ家」がから逃げるようにしむける。
この2人をCIAと追っ手一味が血眼になって探すのだが、その追跡劇には当然裏があり…、という内容。

そしてこの「大物犯罪者」を演じるのがデンゼル・ワシントン。
犯罪者を演じることなどないD.ワシントンがそれを演じるあたり、自分が総指揮にならないと出来ないでしょうね。
でも、ただの悪人では何も面白くないので、元CIAなのに何故そうなった?、何故追われるのか?、どう逃げるか?、そして結末は?、とスピーディーに見せて行く。
超大型ハリウッド映画ではないが、それなりにハリウッド映画としては面白く出来ている。
やっぱり、デンゼル・ワシントンは演技が上手い!
自然に入ってきますね。
ここんとこ観た「ダークナイト ライジング」、「コロンビアーナ」よりは、個人的に面白く感じたかな。

終演後、一緒に見た知人が「アンケートとか取ってないんだね?!」と言われ、「確かに」と思った。
今までだと、必ずアンケート用紙が配布されていたものだ。
まあ、配ってもどれだけ回収出来るかなんてたかが知れてる、と思って配らなかったのか?
アンケートよりも、こうやってブログやツイッター、口コミを期待する方が安くていい宣伝になる、と読んだのか?
試写会もいろいろだと感じました。

デンジャラス・ラン」は9月7日全国ロードショー。
新・迷って、悩んで、でも笑ったりもして…。-デンジャラス・ラン