「ジョイフル・ノイズ」試写会 | 新・迷って、悩んで、でも笑ったりもして…。

新・迷って、悩んで、でも笑ったりもして…。

不惑の40代などと言うものの、40代になってから「踏んだり蹴ったり」、「弱り目に祟り目」な日々…。
あれから幾年過ぎ、日々の一喜一憂を好き勝手にほざいてる次第です。

本日(日付的にはもう昨日の18日)、「ジョイフル・ノイズ」という洋画の試写へ行きました。
昨日はロカビリーのエディ・コクランのことを書いたその翌日にはゴスペルの映画と、我ながら節操が無いことを熟知。(笑)

内容は、ジョージア州の不況で寂れ行くパカショーという町の聖歌隊が、有名なコンクールを目指すというストーリー。
「天使にラブ・ソングを…2」にも似た感じで、聖歌隊のメンバーはそれぞれ実力を秘めながらもモチベーションがバラバラでまとまらないが、突然この町へやって来た理由あり少年(ジェレミー・ジョーダン)が参加することから話が面倒になりつつも雨降って地固まるのごとく、全てが丸く収まるハッピー・ムーヴィー。
最近これだけ大団円な映画も珍しいかも?
「優等生」、「予定調和」、そういう言葉が出るとどこか悪いイメージを持ちがちだが、たまには良いんじゃないですかね?
恐ろしいほど全てがハッピー!
ま、扱ってる題材が教会の聖歌隊ですし、これも神のご加護と思うのが良いのでは。
私自身も嫌いではないです、こういう筋書き。
こういうのばっかり観る気にもなれないが、不条理なストーリーのものを多く観るよりはやっぱり楽ですよ、気が。

で、一番驚いたのは主演がドリー・パートン
ドリー・パートンは御年66歳になる大ベテラン・女性カントリー・シンガー。
カントリーの世界ではトップスターで、グラミーの常連でもあったし、実は映画制作会社も経営している。
しかし、そのファッションセンスは派手の一語に尽き、ワースト・ドレッサーの常連でもある。
今回も、盛りに盛った髪型や、一人だけその爆乳を強調する聖歌隊コスチューム、等々、明らかに一人だけ特別扱い。(笑)
途中映画の中でもう一人の主役(クイーン・ラティファ)との取っ組み合いの喧嘩のシーンで「整形ばっかりしやがって!」というようなセリフには笑った。
全体的に笑えるシーンが多い。
そして、「歌」ものの映画だから当たり前かも知れないが、私的なツボを突く音楽をうまく活用してる。
挙句、最後のコンクール出演シーンは突っ込みどころが何箇所も連発で出るすんごい展開(苦笑)…でも、いいんです、神のご加護ですから。(笑)

映画「ジョイフル・ノイズ」4月28日からロードショー。
よかったら観に行ってみてください。
新・迷って、悩んで、でも笑ったりもして…。-ジョイフル・ノイズ