
文字通り80年代を中心にヒットしたJ-POPを、オリジナルのミュージシャンが今再びライブ形式で披露する内容。
その収録観覧の応募に抽選で当たり、昨日行ってきた。
1日に2本分の収録で、私が行ったの2本目の収録分で、19時30分にNHKの内玄関という外の通路集合だった。
しかし、前の収録分が押したようで、NHKの中に入るまでも時間がかかり、中に入ってからもスタジオ前の廊下で長々と待つはめに。
この回の出演者は、太田裕美、山本潤子、渡辺真知子という日本の実力派ディーバ3名!
この顔合わせは、なかなか興味深い。
80sでなく、1970年代にヒットを飛ばした3人だが、個人的に思う共通点として、「ニューミュージック(自作自演派)なのか、歌謡曲なのか?」と思われる立ち位置にいた気がする。
太田裕美は、筒美京平&松本隆作品を多く歌っていたが、ピアノ弾き語りもして、あの当時フォーク・フェスティバルなどにも良く登場していた。
“木綿のハンカチーフ”が一番代表曲だが、初期の“雨だれ”や“最後の一葉”とか短調の切ない曲が個人的には好きだった。
山本潤子は、「赤い鳥」、「ハイ・ファイ・セット」でフォーク~ニューミュージックのイメージながらプロの作家の作品が多かった、特にハイ・ファイ・セットではユーミンのカバーが多かったり、洋楽の“フィーリング”もカバーしていた。
ユーミンのカバー曲では“冷たい雨”はこの人が一番良い!最初はバンバンで知った曲(あの“いちご白書をもう一度”のB面曲!)だったが、バンバンじゃないだろ!(もちろんバンバンには良い曲ありますが)ユーミン本人だと、もっとグッと来る曲があるので“冷たい雨”はそれほどでもない。
渡辺真知子は曲は自分で作るが、歌詞は作家に発注。
上記の2人よりは自作派だが、当時のテレビ番組ではバラエティー色の強い番組まで出ていた。
彼女の曲では“ブルー”という曲が好きだったなぁ。
あの頃は、自作派は無闇にテレビに出ないもの、という戦略というかイメージというか、そんな感じだったから、この3人の立ち位置はニューミュージックにも顔が利き、歌謡曲にも顔が利くような印象だった。
さて、そんな話や、私の好きな曲は歌ってくれるのか?
しかしながらこの放送は4月27日(金)22時からなので、詳細はオンエア後にまた記します。
で、この回の収録も押して、収録途中にNHKを出て真っ直ぐに帰宅したものの24時をまわっていた…!
あのまま最後まで収録を見ていたら、NHKを出るのが24時頃だったろう。
よければ、「J-POP 青春の'80」視て下さい。