朝、ホイットニーの訃報に驚いたが、午後はもう家にいるのがもったいないほどの好天。
なのでちょっと散歩にでも出ようと外出。(実際は、チャリで出かけましたが)
気分は「モヤモヤさまぁ~ず」や「ブラタモリ」、「ちい散歩」といった散歩テレビ番組気分。(笑)
そんな感じで、どこへ行く宛てもないまま出かけたら、たまに通る世田谷区大原辺りで青空が広く見えて気持ちがいい。

そこから、松原・羽根木方面へ足を伸ばすことにした。
しばらくすると、子育て地蔵なるものを発見。
よく見ると、電話がお供えされてる…。

何故、子機が?
はたして親機はどこに??(笑)
さらに進むと羽根木公園に辿り着いた。

羽根木公園、名前は知っていたが、来たのは初めて。
ここは元々、鍛冶を行なう一族が住んでいたそうだが、その後は鉄道王と言われた根津嘉一郎氏の所有地となったそうだ。
中へ入ると、「梅まつり」開催時期なのだろう、多くの幟がはためいている。

しかしながら、見渡す限り、梅の木に花がなってる気配はない。

まだ蕾もあるかないか程度。
もう2月も半ばだと、梅は咲き始めていてもよさそうなのだが…。
さらに園内を歩くと、お!ちょっとだけ開いているのを発見!

ん~、春は近付いてきてます。
さらに園内を散策すると、「飛梅」の碑とその木があるではないか?!


飛梅は、かの学問の神様と言われる菅原道真が京都から九州の大宰府へ追い遣られた際、ずっと可愛がっていた梅の木が一夜のうちに空を飛んで、道真のいる大宰府天満宮に根付いたという伝説。
これを題材に、さだまさしが「飛梅」という曲を作っていたっけ。
その梅の木を一部譲り受け、植えたものだそうです。
そして、この飛梅も開花し始めていました。

さらに散策すると、陽の当たりの良いところではさらに開花が進んでいた。

この羽根木公園、梅の木や植物だけでなく、野球場、テニスコートなども設備しているし、児童遊園の遊具もある。
そして、何とも言えない手作りの小屋や、手作りのフィールドアスレチックのような、子供が自然児となって遊べそうなエリアがある!
連れて来ている大人たちもベーゴマや焚き火など、童心に戻っている感じだ。
その中で、一際目を引いたのがこの小屋。

なんか子供の基地?といった佇まい。
屋根の上に子供は昇るし、屋根の下にアップライトのピアノがあって女の子が弾いてる。
いい感じだ。
子供の頃を思い出す。
他にも迷路があったり、面白い公園だ。

天気が良いにしてもまだ2月。
身体が冷えてきたので、いくつか隣接する売店で熱燗を買う。

ところが、これがもう超!ぬる燗…。
ビミョ~な温もりがなんとも切ない。(苦笑)
良く見たら、その2つ隣の売店では湯気の立ってるお湯が入った箱の中にカップ酒を入れて売ってた。
ん~、失敗。。。
しかし、その一角にて無料で熱いお茶を無料提供していたので、そこでお茶を一杯いただく。

陽も傾いてきたので、ここで帰途へと向かう。
まだ寒い日も来るでしょうが、確かに春は近くにいると実感。
風邪やインフルエンザが流行ってるので、皆様もお身体ご自愛の上、冬を乗り切って春を迎えてください。