「ハングオーバー!! 史上最悪の二日酔い、国境を越える」試写記 | 新・迷って、悩んで、でも笑ったりもして…。

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不惑の40代などと言うものの、40代になってから「踏んだり蹴ったり」、「弱り目に祟り目」な日々…。
あれから幾年過ぎ、日々の一喜一憂を好き勝手にほざいてる次第です。

昨日「ハングオーバー!! 史上最悪の二日酔い、国境を越える」の試写に行った。
今週頭に「ゲキ×シネ 薔薇とサムライ」の試写会に行ったばかりで、週に2度も試写会に行くなど人生初だ。
そしたら、一緒に行った知人に「そんなところでツキを使い果たしてない?」と言われた。(苦笑)
確かに!と思いつつも「そんな大きなツキなんて無いと思うから小さいツキが複数回あったことを良く取っておくよ。」と見栄を張った。(苦笑×2)

さて、「ハングオーバー!! 史上最悪の二日酔い、国境を越える」は、「ハングオーバー」シリーズの第2弾で酔うと思いっきり羽目を外す男の悪友グループのバチェラーパーティー(結婚前最後に野郎同士で独身最後を楽しむ飲み会)で酩酊しとんでもない事に陥るストーリー。
今作では、悪友グループのうち、気弱なアメリカ人歯科医スチュがセレブのタイ人女性と結婚式を挙げるためにタイへと向かう。もちろん悪友たちも一緒に渡航。
前回のバチェラーパーティーでの大失敗を反省し、悪友4名とスチュの新婦の弟(超優等生!)の5人で今回は浜辺でビール1本だけと約束し、焼きマシュマロをしながら過ごした。
…のだが!
朝、目覚めるとスチュを含む悪友3名は見知らぬ安宿にいた。
しかも新郎となるはずのスチュの顔面にはマイク・タイソンと同じタトゥーが彫られ、アランという人物は髪が爆発したかのような長髪だったのに丸坊主に、そしてスチュの義弟の手の指が1本切り落とされていてその義弟の姿は無い…代わりに(?)ローリング・ストーンズのロゴが入った袖なしGジャンを着た猿が1匹いるのだった。
当然、全員記憶は無く、挙式を間近に控え、消えた義弟を探しつつ、記憶を辿りだすことに必死になる。
しかし見知らぬ国のどこにいるか解らない。
そんな状況から無事式場に戻れるのか?という展開に。
ところが、これがマフィアだFBIまでをも巻き込むどエライ騒ぎに発展するのだった!

パート1を観てるときっと伏線に当たる笑いさえもあるのだろうが、パート1を見てない私が結構笑えたので、初めて観る方でも充分笑えます。
野郎同士ならではのバカ騒ぎの上での笑いなので、正直下ネタ系が多いです。
それと、先のストーンズのロゴをはじめ、ビリー・ジョエルやジャーニーなどの写真やロゴが何気に出て来たり、70~80年代洋楽が好きな人にはつい目が行くシーンもあったりして。(笑)
でも個人的に気になったのは、出演する猿の喫煙シーンが随所に出たり(でも、猿がタバコの煙を口から出して鼻から吸う煙の滝上りのようなシーンはつい漏笑してしまったが)、カーチェイス・シーンで露店にぶら下がっている1頭の豚に激突するシーン、などは、CG、つくりもの、だとは信じているものの舞台がタイだとどうなんだろう??と動物愛護の気持ちがある私としては思わざるを得なかった。
それでも、全体的に「バッカだね~ッ!」という“褒め”言葉とともに笑える作品には仕上がっていまいした。

7月1日から全国ロードーショー公開です。
新・迷って、悩んで、でも笑ったりもして…。-ハングオーバー!!

なお、パート3もすでにストーリーが固まっており、制作に向けて動き出しているようだ。