KAIENTAI DOJO後楽園大会観戦記(2011.4.17) | 新・迷って、悩んで、でも笑ったりもして…。

新・迷って、悩んで、でも笑ったりもして…。

不惑の40代などと言うものの、40代になってから「踏んだり蹴ったり」、「弱り目に祟り目」な日々…。
あれから幾年過ぎ、日々の一喜一憂を好き勝手にほざいてる次第です。

昨日、今年に入って初のプロレス観戦のため後楽園ホールへ行った。
昼の12時からの興業。
前昨日、今年に入って初のプロレス観戦のため後楽園ホールへ行った。
昼の12時からの興業。
前日は神宮球場にてデイゲーム観戦、この日は昼からプロレス観戦、と連日昭和生まれながらの休日の楽しみ方である。(笑)
この日命日である私のアイドル&ヒーローのエディ・コクランを聴きながら出発!

もう今では多くの団体または大会が多すぎるプロレス界。
これまで一通りは観戦したつもりだったが「KAIENTAI DOJO」は初めて。
この団体は「K-DOJO」とも呼ばれ、元々「みちのくプロレス」出身のレスラー“TAKAみちのく”が設立した団体である。
本拠地は千葉で、専用の道場兼会場の「千葉BlueField」が主戦場だ。

この日は、知人のプロレス好きの女性がひょんなことからSNS上でTAKAみちのく本人とコミュニケーションが取れてTAKA選手直々にチケットを手配するから来てくれとアプローチされたらしく、そこでこれまで何度も観戦・飲み会で集っていたプロレス好きに彼女から連絡が来たのが発端。
また彼女は昨年不幸が続いて元気にしているかも気になったので、では行こう!と参加した次第。
席は北側の雛壇の前の方だが、通常より¥1,000安い価格で取ってくれていた!
さすがTAKA社長だ~。(TAKAみちのく選手がこの団体の社長でもあるのです。)
場内に入ると、リング下にマットが無い。
こりゃ場外乱闘だと痛そうだわ。
みんなでビール片手に、私は前日に引き続き連日昼からビールです。(笑)
ほどなく、会場のライト、音響が開始を告げる!
何故か、福山版坂本竜馬の姿をしたリングアナが登場。
新・迷って、悩んで、でも笑ったりもして…。-リングアナ
でも我々の席は北側の雛壇なので後姿しか見えない。(苦笑)
いよいよゴング!

【第一試合】~8人タッグマッチ~
 柏大五郎、滝澤大志、梶トマト、マリーンズ・マスク
          VS
 KAZMA、房総ボーイ雷斗、ベナム・アリ、オーゥエン・フェニックス
→柏組みが先に入場し、リング上で音楽に合わせダンスで魅せるなど、試合前に「つかみ」をしっかり取り、いい流れを作る。
房総、マリーンズ、と本拠地「千葉」のアピールも。
8人タッグなので賑々しく試合を行い、まさに第一試合としての役目を果たす。

【第二試合】~女子タッグマッチ~
 山縣優&朱里vsバンビ&真琴
新・迷って、悩んで、でも笑ったりもして…。-女子試合
→バンビという黒いコスチュームを着た選手が女子の中心レスラーのようだが、技にイマイチ説得力が無い…。
この日に限ってのことか?
ただ、女子プロレスは男子よりも動きの早さや、身体の柔らかさも手伝い男子では危険な技も連発するあたりが見応えがある。
あと、見た目の華やかさもね。

【第三試合】~WEWハードコアタッグ選手権5WAYイリミネーションマッチ~
 真霜拳號&関根龍一(チャンピオン組)vs稲松三郎&H.C.K狐次郎vsランディ拓也&JOEvs松田慶三&YOSHIYAvsヒロ・トウナイ&佐藤悠己
→まずどんなルールかと言うと、まず基本反則OK!タッチ不要、リング内外どこで戦ってどこでフォール、ギブアップ、KOを奪ってよし、最終的に勝ち残った組がチャンピオンとなる。
リングはコーナー4つしかないのに5組だもん。(苦笑)
新・迷って、悩んで、でも笑ったりもして…。-5WAYハードコア試合
選手全員それぞれに脚立や椅子や何故かキャリーバッグなどの凶器を携え登場も、揃うやすぐに場外乱闘に。
新・迷って、悩んで、でも笑ったりもして…。-リングに選手いないし(笑)
ほら、試合中にもかかわらずリング上に選手誰1人いないし。。。
と、上掲の写真などを撮っていたら、我々のすぐ横に場外乱闘の1組がやってきた!
新・迷って、悩んで、でも笑ったりもして…。-場外乱闘!
この試合が本日の見せ場と言うか観客を沸かす大きなコンテンツとなっていた。
それにしても脚立がらみで技をかけられるのは痛いだろうな~。
またレフェリーが一人でどう試合を裁くのか、これも大変そうだなぁとレフェリーがどこにいて何をしてるんだろう?と探す中で、目を引く動きをしていた人を見た。
それは、テレビのカメラマン。
GAORA」というCS/ケーブル系のスポーツチャンネルのシャツを着た2人のうら若き女性がカメラで追っていたのだ。
いやいや、場外、凶器が飛び交う中、たった2人で映像を収めるために頑張っていた、すごいカッコ良かったですよ!
新・迷って、悩んで、でも笑ったりもして…。-女性カメラマン1
新・迷って、悩んで、でも笑ったりもして…。-女性カメラマン2

【第四試合】~シングルマッチ~
 TAKAみちのくvsHIROKI
新・迷って、悩んで、でも笑ったりもして…。-TAKAみちのくvsHIROKI
→K-DOJOのスターTAKAとかつてはHI69と言う名で全日本プロレスにも何度か登場していたHIROKI。
ある意味、これが「KAIENTAI DOJO」だぜ、という意味合いの試合だったかも知れない。

【第五試合】~STRONGEST-K選手権シングルマッチ~
 火野裕士(チャンピオン)vsQuiet Storm
新・迷って、悩んで、でも笑ったりもして…。-火野裕士vsQuietStorm
→K-DOJOとしてはヘビー級としてみせる試合。
でも、もうちょっとウエイトが共にあると、より技が効いてるように見えるのだが、やはりまだジュニア・ヘビーに近いヘビー級という感じだったかな。

【第六試合/メインイベント】~IWGP Jr.タッグ選手権~
 プリンス・デヴィッド&田口隆裕(チャンピオン組)vs旭志織&大石真翔
新・迷って、悩んで、でも笑ったりもして…。-メインイベント
→過去も現在も日本でメジャーの位置を保つ「新日本プロレス」の現ジュニア・タッグ・チームが新日本の所有するベルトをかけての一戦!
同じJr.ヘビーながらもチャンピオン組と挑戦者組の体格が一回りも違う。
特にデヴィッドは新日本のジュニアでも最も細いレスラーなのだが。
また、このデヴィッドは空中戦を得意とするのだが、この日は場外に飛ばない。
やはりマットが無いせいか??
なのでリング内でも攻防が続く。
対するK-DOJOの2人もメジャーに負けるものかという根性を感じる。
新・迷って、悩んで、でも笑ったりもして…。-2人卍固め
上の写真判るでしょうか?一人で2人同時に対して「卍固め」をかけています。
メインを務めるだけのスピード感と攻防に満ちた良い試合でした。
新・迷って、悩んで、でも笑ったりもして…。-ホールド&カット

初めて観た「KAIENTAI DOJO」はトータル・バランスと流れを上手くまとめて、最初から最後まで楽しめる興業でした!
より詳細と勝敗結果はこちらで確認して下さい。
途中でTAKA選手がかつて「みちのくプロレス」時代に作った“海援隊DX”(TAKAみちのく、ディック東郷、MEN'Sテイオー、フナキ、カズ・ハヤシ)が一夜限りの再結成を果たす興業を6月に行なうことも発表。
地方インディーの団体ながら「みちのくプロレス」が中央でも人気があった頃のヒール軍団で、プロレスの持つ善玉vs悪玉の攻防を繰り広げていた。
カードによっては観に行ってみたいかも?!