捕鯨も、イルカ漁も、黒マグロ漁も、シーシェパードも反対! | 新・迷って、悩んで、でも笑ったりもして…。

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不惑の40代などと言うものの、40代になってから「踏んだり蹴ったり」、「弱り目に祟り目」な日々…。
あれから幾年過ぎ、日々の一喜一憂を好き勝手にほざいてる次第です。

最近、テレビでよく、「反捕鯨」、「反イルカ猟」、「黒マグロ・ワシントン条約運動」と日本の食文化に密接に関わってきた動物を保護する運動が世界的に加速している様子を報道しています。

基本、私は「なんちゃって」かも知れませんが、動物愛護派です。

なので、鯨も、イルカも、黒マグロも、日本は捕獲を中止あるいは停止すべきと思っています。


ただ、幾つか解せない点もあります。


【1)水産業者の生活保護】

ヨーロッパなどの幾つかの国では、黒マグロ漁などは、その漁師の生活保護支援を約束して、国として了承を得たらしい。

これを、今の日本に「やれ」と言っても哀しいかな出来ないだろう。

ただ、このことは各国に預けるのでなく、反対運動をしている団体も考えろ!と言いたい!!

ただ反対では、その国の一部の人の生活を脅かす=ある種の戦争的奇襲攻撃とも言えるのではないか?

ただ、反対を言うのではなく、その事によって生活資金を失うことになる人々に代案を提案するのが「人」ではないかと思う。

反対運動者たちもまた「弱い者イジメ」をする野蛮人ではないだろうか…?


【2)文化・伝統の肯定】

これらの漁=食文化を頭ごなしに否定するのは、愚かな行為だ。

文化や伝統はその地域で生きてきた人たちの過去を未来へ繋いでいく作業でもある。

なので可能であれば、そんな文化・伝統を中止・停止する人たちに「ノーベル環境賞」なるものを設定しようという活動を並行して働きかけ(ノーベル賞でなくてもいいんですけどね。)、その名誉を、その文化・伝統を一旦休む勇気を称えてるべきではないか?

シーシェパード関連のやつらも、海のゼロ戦みたいなもの作る金と暇があれば、そっちに投資した方が賢いと思う。


【3)少ない種だけ護るのか?】

私の好きなカナダのミュージシャンにブライアン・アダムスがいます。

彼は、反捕鯨派で、恐らく日本が捕鯨を止めないと、来日公演はしないでしょう。

でも、カナダでは子アザラシを撲殺し、毛皮として売るための猟をしています。

種が少なくなればもちろん保護すべきですが、そうでなければ動物がどんな捕獲になってもいいのですか??

イギリスのミュージシャンのモリッシーは、逆にこの残酷なアザラシ猟に反対し、カナダで公演はしないそうです。

これも1)・2)で述べたようなことを真剣にやれば回避できるのでは?と思うのですが…。


【4)偽善ビジネス】

やっかいなのが、この「偽善ビジネス」の輩だ!

ようは、悪者にしたて金を巻き上げる…ズバリ!やくざです。

或いは、名声や人望を得るための行動。

一番の「悪」はこれなんだけどね。


トキの問題、白熊の問題、他にも多くの動物が受難の時代です。

地球を支配している人間が本当にしっかりしないと、結果自滅を早めるだけです。。。