本日は、野球にプロレスと昭和生まれの人間には夢のような観戦の1日でした!
まず、本日は朝から天気が良いので、昼に神宮球場へ「東京ヤクルトvs北海道日本ハム」のオープン戦へ行きました。
ついにこの季節到来!
以前にもブログに書きましたが、私は天気の良い昼間に野球のデーゲームを観に行くのが好きです。
理由は「日向ぼっこ」をして「昼ビー(昼からビールを飲む)」をしながら「飽きずに時間を過ごす方法」としてデーゲームの野球を観に行きます。
これが最高なんだ!!
今日は快晴で風もほとんどなく、今年初の野球観戦にはもってこいの日。
オープン戦なので、場内のビール売りの数が少ないかも?と思い、近所のコンビニで1本調達してから入場するも、試合前からガンガン売り子さんたちが動いてましたー。
神宮は「キリンクラシックラガー」の売り子さんが出ていることがあるのだが、見渡すと…お、いたいた!
なので、安心してグビグビやりだしました!
くぅーーーーーーーっ、気分いいーーーーーーーーーー!!
ライト側スタンドにいたのですが、日ハムの練習でライトの位置に稲葉選手がいて、ヤクルトファンがエールを送ると、稲葉も手を振ってサービス、あげくボールを投げ込むサービスまで!(稲葉選手は元ヤクルト所属)
これもオープン戦だからでしょう。(笑)
そしたら、ヤクルトファンの一人が「稲葉ーッ!戻ってきてくれー!頼む!お願いだ!!」と。(爆笑)
試合は、ともに先発(ヤクルト:村中、日ハム:武田勝)がそこそこの出来だったが、ヤクルトの2番手の一場がダメダメ…、この人の一人相撲のような野球でした。。。
それでも、ヤクルトも9回裏に意地を見せたりとオープン戦ながら、公式戦に近い感じの試合だったので楽しめました。
野球観戦後、今度は後楽園ホールへ向かった。
昨夜知人から「急ですが、新日本プロレスの招待券をもらったので行きませんか?」とメールが来た。
予定もなかったので「喜んで!」と行くことになりました。
野球終了後、会場のあるTOKYOドームCITYに着くも、まだ一時間以上待ち合わせの時間があるので、入ってすぐの書店で『週刊プロレス』などを立ち読みした。
なぜか初代タイガーマスクの特集などがあり、ついついページをめくるとかつてのライバルとの対戦エピソードなどもありマスク剥ぎ虎ハンターの小林邦明のインタビューなども載っていた。
立ち読みで1時間以上は時間を潰せないので、向かいにあるホットドッグ・ショップでコーヒーでも飲もうと、頼んで2階席へ上がると、なんと!さっき立ち読みした雑誌に出ていた小林邦明氏がいるではないか!!
ビックリ!!!
おそらく団体のスタッフと思われる女性と笑顔で談笑中。
「小林選手の引退試合に行ったっけなー」とか「初代タイガーマスク復帰試合のときに握手してもらったなー」などと思い出しながら、コーヒータイム。
さて今夜の新日本プロレスは「NEW JAPAN CUP」というトーナメント・シリーズの開幕戦。
第1試合の本間朋晃vs矢野通から大技の出し合いで、トーナメントならではの展開。
大会は、この第一試合は矢野が勝利。
第2試合は内藤哲也vsカール・アンダーソンで、内藤選手の勝ちという結果であったが、内藤選手のブツ切りになる試合運び、その原因に観客へのアピールをやり過ぎて肝心の試合内容の印象が残らなかった。
第3試合は井上亘vsジャイアント・バーナード戦。
もう、新日本でレギュラーになって長いバーナード。
いい試合運びといい負け方と「仕事人」です。
途中エプロンに井上選手をパワーボムで叩きつけると、若手が血相を変えて走り出して奥からドクターを連れてきたのでちょっと緊張感が。
(やはり、昨年の三沢選手の件がありましたから…。)
しかし、大丈夫だったようで、結果は大きなバーナード選手が丸め込まれて3カウントで決着。
第4試合は、永田裕志vs高橋裕二郎。
高橋選手は先の内藤選手とタッグ・チャンピオンでプッシュされ「NO LIMIT」というチームで若いファンから人気が高いようだ。
でも、若いのに自分が動かず、相手を動かすような試合運びが、老練のリック・フレアーのよう。(苦笑)
その内藤選手が乱入し、レフェリーと永田選手の気をそらしてる間に反則技をしかけ、勝利した。
第5試合はタッグマッチで、長州力、獣神サンダーライガー、後藤洋央記vs中邑真輔、飯塚高史、外道の6人タッグ試合。
いやぁ、新日本プロレスはライガーがいたおかげで相当助かってると思う、と言うか斜陽のプロレス界が救われていると思う。
ジュニア・ヘビー級でマスクマンなので過小評価されているような気がします。
ベビーフェイスもヒールも、強いレスラーも負け方の上手い試合も、今、私は改めて「ライガー支持派」宣言したいと思います!
第6試合は真壁刀義vs石井智宏。
真壁選手の肩が壊れてるのか、なんかやりづらそう。
それでもキングコング・ニー・ドロップで勝利。
次がセミファイナルが中西学vs田中将人戦。
田中選手は「ZERO1MAX」所属のレスラーながら、最近は新日本マットの常連だ。
今や、新日本プロレスが失った「ストロングスタイル」を貫いている選手だと思う。
対する中西選手は、典型的な筋肉バカ 系レスラーで力のみでねじ伏せるタイプ…ある意味では彼も「ストロングスタイル」とも言えるが…。
この日は慣れないトップロープからの攻撃を何度か試みるも、普段トップロープに乗ることがないので、見てて危なっかしい状態。
実際、途中で1回自ら降りてたし。(笑)
でも、この試合、最高でした!!
この二人であんなに会場がヒートアップするなど予想もしていませんでした。
お互いの意地とお互いのスタイルのぶつかり合い!
見ごたえがありました、ハイ。
結果は田中選手が必殺技のスライディングDを何度も撃ってようやく片エビ固めで勝利。
そしてメインは武藤敬司と並んでプロレス界に「華」をもたらせる棚橋弘至が、謎の強豪ストロングマンという外人選手との一戦。
このストロングマン選手、筋肉お化けという身体つきだが、元々ボディビルをやってたのでは?という筋肉のつきかたをしてる上にステロイド剤も使用しているような気が…。
この手にありそうな、試合5分もするとスタミナ切れで終わりというパターンかと思ってたら、やはりそんな展開に。
最後はスモール・パッケージ・ホールドで丸め込まれて終わり。(苦笑)
プロレス斜陽と言われて久しいが、今日のような内容だったら、お客さんが減ることはないんじゃないかな?と思いました。