昨日、テレビでフロリダのディズニー・ワールド・リゾートを取り上げた番組を見た。
ディズニーと言えばいつの時代も夢を与える最大最強のコンテンツだ。
そんなディズニーが時代の流れなのか、ディズニー・ワールド・リゾートの裏側ツアーを始めたという。
裏を見せて新たな利益を得る算段か、それとも企業秘匿が過ぎるという声が出る前のリスク回避か?
ツアーは5時間にも及ぶそうで、もちろんカメラは持ち込み禁止、16歳以下は不可、と夢を保つ条件はある。
そのため番組ではリポーターがそのツアーを体験し、その一部を話すという手法だったが、裏方のプロ意識とエンターテインメントに徹するために会社が意識を持たせる努力はすごい徹底しているというようなことを言っていた。
例えば、中には黄色いラインが常に地面に引かれてあり、そのラインを一歩でも超えたら、キャラクターに、キャストに徹するというようにしてあるそうだ。
番組では何故、このような企画をディズニーがやり出したかを尋ねると、「舞台裏には“人”がいてどれだけの努力をしているかを伝えておくべきだろう、と思ったのです。」と説明。
確かに「夢」を見るのは「人」だけだろう。
奇跡を起すのも「人」だ。
最後に番組はウォルト・ディズニーの言葉を紹介していた。
それは「本当の魔法、それは人なのです。」
人でいる以上、誰もが本当は、魔法を使うこと、夢を叶えること、ができるはずなのだろう。