謎の覆面ラーメン屋 | 新・迷って、悩んで、でも笑ったりもして…。

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不惑の40代などと言うものの、40代になってから「踏んだり蹴ったり」、「弱り目に祟り目」な日々…。
あれから幾年過ぎ、日々の一喜一憂を好き勝手にほざいてる次第です。

 本日、用があって御茶ノ水に行った。
そのあと神保町に行く用があったので、テクテクと御茶ノ水~神保町へと歩いた。
 約束の時間まで1時間強時間があったので、フラフラと散歩していたら、小さな一軒屋にプロレスラー「えべっさん」のマスクが飾ってある店を発見。
小さな自動ドアだけで窓も無い、その店の入り口に「覆麺」というのれんが。
ガラス張りの自動ドアの中を見ると覆面を被った2人組がラーメンを作っている!
「お!前にラーメン好きの知人から聞いた覆面被ったラーメン屋さんがこれか!」
前にちょっとだけだがテレビでも取り上げていたのも見たことがある。
 大のラーメン好きだが、ここんとこはダイエットの一環でラーメンは食べていない。
しかし、プロレス好きでもある私は迷わず入った。


 メニューは、しょうゆラーメンと油そばくらい。
時間は16時ころだったが、10人座れるかどうかくらいのカウンター席に空席は2席だけ。
人気の店だとうかがえる。
カウンター内の男性2名は一人はザ・デストロイヤーのマスクを、もう一人はプロレスというよりも昔の「仮面ライダー」に出てきたショッカー戦闘員の黒覆面のようなマスクを被っていた。
中に入ると、その2人のスタッフはどちらともなく小さな声で「いらっっしゃい。アンガーラ。」とボソっと言う。
「?…アンガーラ?」と思い、に貼られている紙を見るとやたらアンガーラと書いてあるので、彼らの言葉なのであろう…。
 そして店内のBGMはアントニオ猪木の「炎のファイター」がエンドレスで流れている…!


 今日は普通にしょうゆラーメンを頼んだ。(¥780)
麺は黄色くコシのある細麺だが量が多い。
それに加えて、もやしもそこそこ入り、チャーシューも2枚。
ヴォリューム感でも勝負しているようだ。
スープは済んだ飴色で、決して油濃くない。
しかし、かなりしょっぱい。でも美味い。
張り紙にもしょっぱいがそれがだんだん癖になる、というようなことも書かれていた。
しょっぱいのが好きな方だが、後半はさすがに水を飲んだ。
若い時なら、もっと気に入ってろうな~!と思う味だ。
 ダイエットもあるが、口内炎にスープが沁みてあまりに痛かったので、スープは飲み干さなかったが、隣に座った人がスープも飲み干していたら、店主と思われる黒マスクマンに「今度は黒帯認定と言ってください。」とボソッと言われていた。
ひょっとしたらスープ飲んだ人には「黒帯認定」ランク付けがされるのかも知れない…??



 ちなみにどうやらこの店主は、一世風靡したがんこラーメンの店主と同一人物のようです。
人気のほども納得です。
口内炎が治ったらまた行ってみたい。
覆麺
 右にある「えべっさん」のマスク…わかります?
以前は、デストロイヤーのマスクだったそうです。