K-1 WORLD MAX 決勝戦観戦記 | 新・迷って、悩んで、でも笑ったりもして…。

新・迷って、悩んで、でも笑ったりもして…。

不惑の40代などと言うものの、40代になってから「踏んだり蹴ったり」、「弱り目に祟り目」な日々…。
あれから幾年過ぎ、日々の一喜一憂を好き勝手にほざいてる次第です。

 10月1日にK-1 WORLD MAX決勝戦を観に日本武道館へ行きました。
平日の18時スタートなのはホント勘弁してほしい。
19時に場内に入ると、アルバート・クラウスと城戸康裕のリザーブマッチ中。
席に着くと同時に試合終了。
クラウスのTKO勝ち。


 前回の2回戦大会で初めて「K-1 WORLD MAX」を生で観て大変良かったので、今回は知人にも呼びかけ総勢9名で観戦しました。(笑)
 今回も試合内容は申し分無い出来でしたし、武道館も超満員。
加えて、魔裟斗vs佐藤嘉洋戦での大歓声は久しくプロレス・格闘技の興行で無かったほどのもの。
特に、佐藤選手が魔裟斗をダウンさせた時は歓声・悲鳴が、武道館で行なわれるロックコンサート以上の大音響だった!
 しかし、魔裟斗のタフさはスゴイ。
前回は身体能力の高さを目の当たりにした感があったが、今回はスタミナ力と「折れない心」力ともいうべき心のスタミナを目の当たりにした。
 佐藤は、スタミナ面で劣っていたし、自分で勝負を決めているあたりがなってない!
潔いとも言えるかもしれないが、あれでは一生かかっても魔裟斗には勝てないだろう。
魔裟斗vs佐藤嘉洋ですが、わかんないっすね。。。


 ただ、相変わらず運営側に疑惑を感じると言うか、良い試合に水を差すようなトンチキをやらかすところもある。
 この試合の判定を発表する時に、リングアナウンサーが「発表します!」と一人目のジャッジの名を告げてからの「間」だ。
運営サイドのテーブルで「何か」があったのは確かであろう。
「魔裟斗vs佐藤嘉洋も八百長だった!」と思われても仕方ない。
政治的意図と思われてしまうのも仕方ない。
あのタイミングであんな間を取られたら…。
この間、20秒足らずなのだが、会場内では1分くらいあったような気さえした。
 それからイケメンが勝ち進んでいく確率が高い気がするのは気のせい?
魔裟斗を筆頭に、キシェンコやライト級の上松大輔の試合前の煽り映像もいかにいい男か!女性に人気が出るか!という感じだったし…。
 あと、各ラウンドごとにジャッジの結果を出すのどうなのかなぁ?
途中経過としては親切かもしれないが、試合全体を通して見た場合の判断もあるのでは?
つまり、蓄積である。
各ラウンドごとに見るより、全体通して見た印象と言うのもあると思う。
このシステムを導入するなら、1ラウンドと3ラウンドに手数を多く出せば確実に勝ちになる。
もっと言えば、よけにくいローキックを得意としてる選手はより優位だと思うのだが…?
どうなんすかね??
 MAXは試合内容が良いだけに、運営側にも頑張ってより興奮する興行にしていただきたいと心から願うばかりだ。


 その後のキシェンコvsA.サワー戦、決勝戦も本当に素晴らしかった。
どれも判定しがたい攻防でワクワクドキドキ+ハラハラといった感じだ。
 決勝戦でも魔裟斗はダウンを奪われたのもかかわらず、この試合でも延長戦を制したのは立派だ。
最後の挨拶でもずいぶんと大人になった事言ってるし。(笑)
でもね、決勝戦前各国歌を流す時、観客もみんなキシェンコの国ウクライナ国家を流している時は起立して真顔だったのに、魔裟斗は一人リング上でバッタバタとシャドーボクシングをしているあたり、まだヤンチャ小僧の片鱗がありましたけどね!(笑)


 今後もMAXは観戦に行きたいと思わせてくれるものがありました。
これからも楽しみに期待しております!!