フランス。
世界的ベストセラー「デュダリス」の出版権を得た、アングストローム社。
その社長エリックによって、
世界同時出版に向けた原稿流出、ネタバレを避けるため、
各国9人の翻訳家がとある豪邸の地下に集められた。
・
ダン・ブラウンの著書”インフェルノ”で実際にあった、
翻訳家監禁のエピソードにインスパイアを受けた
作品だそうです。
ミステリーは何かいてもネタバレになりそうなので、
迂闊なことは書けないんですが、
(この前リメイクされた”オリエント急行殺人事件”のような
既知の作品は別ですが)
テンポよくこちらの読みを外していく展開には、
してやられる快感がありました。
ジャズのBGMに
ビル・エバンスの"Undercurrent "を思わせる
”デュダリス”の表紙が、かっこええなあと思って
観てました。
https://gaga.ne.jp/9honyakuka/