amazarashi Live Tour 2017「メッセージボトル」
バンド名に合わない春の陽気の中、
久しぶりのZeppに行ってきました。
先週のパンスプやバッドレリジョンのライブで、
オーディエンスが演奏中でもバンドにコミットしていくのと対照的に、
こちらは微動だにせず秋田ひろむさんの歌に
聴き入るっていうのが、
バンドとオーディエンスの関係を象徴しているようでした。
ステージ前方一面に張られたスクリーンに流れる映像に
リアルタイムでバンドサウンドが乗っかるのは、
ライブでありつつ、贅沢なMVっていう見方も出来るなって、
最近は思うようになりました。
映像は常に同じなので、
ライブっぽくないと以前書いたことがあったんですが、
詞を間違えたり、忘れたりという人間臭いところを
目の当たりにすると、演奏は一期一会のライブだなあって感じました。
(逆にあれだけの詞をよく歌えるなって思います)
外国のお客さんも割といたんですが、
詞はわからなくても、こういうパフォーマンスが
結構楽しいんじゃないかなって思いました。
(ゴリラズみたいのはあるけど、
やっぱりバンドメンバーが前に出ちゃってるものなあ。
プレイヤーより映像が前に出てるっていう逆転の構図は、
すごいと思います。)