◾️向き合うとは何か? | あなたは悪くない

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15年以上、人の心と人生について対話する仕事をしています。答えを教えるのではなく、自分自身と向き合い、自分の力で人生を歩いていけるようになることを大切にしています。「あなたは悪くない」という視点から、人間とは何かを一緒に考えています。

■向き合うとは何か?

こんにちは。
本田昌久です。

今日は、
「向き合うとは何か?」
ということについて、書いてみたいと思います。

私はこれまで、
多くの人に

「自分と向き合いましょう」

という言葉を伝えてきました。

でもある時から、
こう思うようになりました。

人は、
「向き合う」という言葉の意味を、
少し誤解していることが多いのではないか。

と。

向き合うというと、
自分を責めたり、
反省したり、
答えを出したり、

そういうことだと思われがちです。

でも私は、
向き合うとは、
そういうことではないと思っています。

向き合うとは、

書いてある字のごとく、

一定の距離で、
ただ、向かい合うこと。

誰と?

自分と。

それは、
ただ、自分を観察すること。

だと、思っています。

近づきすぎてもいけない。
離れすぎてもいけない。

抱きしめるわけでもない。
突き放すわけでもない。

ただ、
一定の距離で、
自分を見つめる。

そして、
すぐに答えを出そうとしない。

評価もしない。

ただ、
観察する。

それが、
向き合うということだと、
私は思っています。

多くの場合、
私たちは感情に飲み込まれています。

怒りや、不安や、悲しみや、
焦りや、後悔。

その中にいると、
何が事実で、
何が感情なのか、
分からなくなってしまう。

だからこそ、

感情は、感情だけで観察する。
事実は、事実だけで観察する。

分けて、観察する。

それが、
向き合うということだと
私は思っています。

向き合うということは、
実は、とても、しんどいことです。

なぜなら、
答えを出さずに、
ただ見続けるということは、

進まない。

ということだからです。

進みたいから
向き合っているのに、
進まない。

これは、
ある意味で、
我慢です。

だから、
向き合うことは、
楽ではありません。

しんどい。

めっちゃ、しんどい。

でも、
その「しんどさ」の中で、
人は少しずつ、
自分を理解していくのだと、
私は思っています。

もし今、
何かに悩んでいたり、
自分と向き合うことが苦しいと感じている人がいたら、

どうか、
無理に答えを出そうとしなくて大丈夫です。

むしろ、
答えは、
出さないでください。

ただ、
少し距離を取って、
自分を観察してみてください。

今、あなたに必要なことは、

しっかりと、
止まること。

かもしれません。

———

この内容について、
動画でもお話ししています。

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伝わるものがあるかもしれません。

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【動画はこちら】

https://youtu.be/VCuD6Tgeyco