「市場が不安定」とは、自然に均衡に向かわないときのことをいいます。
価格が安くなっても、買いたいと思う需要者が増えない状況を経済用語的には、「ワルラス的には不安定な状況」といえるかもしれません。
すなわち、価格調整メカニズムによって市場均衡がもとに戻らない状況を考えるとよいかと思います。
一方、需要者が買いたい価格より供給者が売りたい価格のほうが低く、利益が大きいにもかかわらず供給量が増えない状況を、「マーシャル的には不安定な状況」といえるかもしれません。
一言でいうと、数量調整メカニズムによって市場均衡が回復しない状況を考えるとよいでしょう。