工場・オフィスなどで改善策を提示する際に業務分析を行うことがあります。
非常に手間のかかる仕事なのですが、これをやっておくと、
「こんなところに無駄があった」
「こことここの仕事は違う部署でやっていた」
など、気づきが大きく、効率的な改善策などを提示しやすくなります。
汎用的なフローは
①業務プロセスのフローを作る
②人の動線や動態の分析を行う
③インタビューやヒアリングを実施して定性情報を集める
の3段階で整理していきます。
①業務プロセスのフローを作る。
時間軸と組織別+システムを表す目盛り軸の2次元でフロー図を作成します。
目的は、ボトルネックプロセス・冗長プロセスなどの割り出しです。
あまり細かく書かず、大きく分類して、埋めていくようにします。
②人の動線や動態の分析を行う。
プロセスフローでは表せない、細かな無駄な動きを分析するものです。
人間1人、チーム構成員に焦点をあてて、無駄な動きを1秒単位で分析します。
③インタビューやヒアリングを実施して定性情報を集める。
現場からのクレームや、慣行に染まってしまって問題に気づかない状況など、数字では表れない部分の情報を収集します。