経済って・・・、私たちは働くことでお給料をもらい、稼いだお金で食べ物を買ったり、身の回りの物を買ったりします。そして、会社は新しく設備を整えたり、人を雇ったりして商品や製品を作って、世の中で売り出します。
一言でいうと、人が「経済」を形成していると考えられます。
今までは、経済学というと「人は、自分にとってなるべく得になるような行動を選ぶ」という合理的行動をベースに議論がなされてきました。これを経済人モデルと呼んでいます。
ところが、人は常に合理的に行動したり、決めることができているのでしょうか。
時には過ちを起こしたりしますね。また、決めたことで失敗することもしょっちゅうありますね。
要は、人の行動は「心」によって大きく左右されるのではないかと考えました。
人はときには合理的とは言えない意思決定を下してしまうことを前提として、人の行動について考えてみる。そういった「心理」から考えた経済学の分野を行動経済学と呼んでいるようです。