管理会計が経営に与える影響②・・・ROIによる投資対効果の把握 | ソリューションのおぼえがき

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投資利益率(ROI)は、投資した資本に対してどのくらい利益が得られたかを見る指標です。

売上/利益/投資額が事業部別に分かれば、事業部ごとのROIを算出することができます。

たとえ売上規模が大きくても、その事業のために大量の営業費用を投入していれば、利益が出にくいということはよくあります。

 

投資に見合った利益が出せていない=ROIが悪い

ということが分かれば、投資を減らす、事業そのものを縮小する といった判断が可能になります。

 

逆に売上規模は大きくなくても、ROIが良好なら、投資を集中させてさらに成長させることもできます。

 

このように、分解して事業ごとにROIをチェックすることで、事業の選択と集中が可能になります。