J.フレンチ/B.ラーベンによるパワーの源泉 | ソリューションのおぼえがき

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正解なき、組織や事業の課題を発見し、
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J.フレンチとB.ラーベンは、「周囲に何かをさせる、何かをさせない影響力」のことをパワーと呼んでいます。

パワーの代表的なものとして、強制力、報酬力、正当権力、専門力、同一視力を上げています。

 

どの力を使うかによって、周囲のモチベーションに強い影響力を与えます。

望むべきは、強制的に「周囲に何かをさせたり、何かをさせない影響力」ではなく、自発的に「周囲に何かをさせたり、何かをさせない影響力」でありたいものです。

 

◆強制力・・・周囲にプレッシャーやペナルティ(ムチ)を与えることで、周囲に何かをさせたり、何かをさせない力です。

 

◆報酬力・・・周囲が望む報酬(ニンジン)を与えることで、周囲に何かをさせたり、何かをさせない力です。

 

◆正当権力・・・周囲が威圧感を感じる地位や年齢が与える影響力で、周囲に何かをさせたり、何かをさせない力です。

 

◆専門力・・・専門知識や技術、業務経験や実績が周囲に信頼感を与えることで、周囲に何かをさせたり、何かをさせない力です。

 

◆同一視力・・・周囲にとって魅力的な理想的人物像であることにより、周囲に何かをさせたり、何かをさせない力です。

  

あなたが普段使っているパワーはどれですか? 

身に付けたいパワーはどれですか? 

 

同一視力は、「あなたの背中を見て育つ」ということでしょう。

できるなら、人間力を高めてこのパワーをできるだけ身に付けたいものです。