管理職への仕事の任せ方 | ソリューションのおぼえがき

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経営者は管理職に対して、どうやって仕事を任せるとよいのでしょうか?

 

私は、逃げ道を作ってあげて、そして任せる訓練を積むという方法をおすすめしています。

 

具体的には、

・最後は経営者が責任を取るから、自分のとった判断を信じて行動してみてほしいと伝える。

・とりあえず、課題に取り組ませてる。その時は細かく指示はしないでおきましょう。

・報告を受けるときは追い詰めず、少々の言い訳を言わせてあげる余力を持って任せる。

・成果が得られた場合は、管理職とそのメンバーの手柄として認識してあげる。

などが考えられます。

 

このようなプロセスを繰り返していくと、できる管理職は経営者の立場を少しづつ理解していき、「社長はなぜ、こんなことを言っているのか?」という意味合いもわかってくるようです。

そうなれば、一人前の管理職です。ちゃんと任せてあげるとよいでしょう。

 

権限も持つことができ、ダイナミックに仕事を動かしていくことができる。

責任は重いけれども、やりがいがある。そんな管理職の仕事は魅力的である。

ということを社会全体、会社全体で発信していかなくてはなりません。