リーダーが発揮すべき影響力の源泉③「返報性」 | ソリューションのおぼえがき

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人は、恩義を感じている人に対して、どうにかしてその相手に報いたいという心情を抱きます。

「借りを返したい」「期待に応えたい」という心理のことです。 

多くの人が「親孝行をしたい」と思っているのと同じように、自分が恩義を感じている相手に対しては「恩返しをしたい」「期待に応えたい」という返報性の心理が働くものです。 

メンバーのために尽力するリーダーや、親身に相談に乗ってくれるリーダーは、メンバーに対して影響力を発揮します。なぜならメンバーは、自分が借りを感じている相手(=リーダー)に貢献したいと考え、その指示を受け入れるようになるからです。 

様々なタイプのリーダーを見てきた中で、専門性がなくても人間性や返報性で勝負しているリーダーも多くいます。