中小企業は自力で守り抜かないといけません。
ドラッカー氏もおっしゃっているように、企業の究極の目的は、「事業の永続的な繁栄」だということです。
だから、勝ち方よりも負けない戦い方を身に付けることが大切なのでしょう。
私自身も幸か不幸か、若くして会社で擬似的に組織を運営してきて、成熟な市場でディフェンシブな戦いを余儀なくされた経験が多くて、守るためにどうやって組織を進めたり、従業員をやる気にさせたり、守り勝つストーリーを描いたりしていました。
要するに市場に取り残されないように、即ち「負けない」ために経営に取り組まなければならないと私は強く思っていました。
大切なことは3つあると思っています。
①どのような状態なら「負け」なのかの基準を決めること (最悪のシナリオを想定しておくということです)
②どのタイミングでチェックしていくのか (定期的にチェックする必要があります)
③方向性が誤った時、どのフォーメーションで再設定するのか (指示命令の系統もそのときに想定しておく必要あり)ということです。
負けない経営のためにどう取り組むのかを考えていきたいものです。
ただし、ここで一つ加えておきたいのですが、私は「守りばかりで市場で勝ち残った会社を見たことはない」という事実です。
守り切ったのちには、攻めに転ずる時期もあるということです。