産業能率大学 総合研究所は2019年12月に上場企業に勤務している部長職社員の実態調査の結果を発表しました。
この調査によって、部長が置かれている職場での状況や課題などが明らかになりました。
この調査によって、部長が置かれている職場での状況や課題などが明らかになりました。
・プレイングマネジャーが9割以上
・メンバーが育たないことに悩んでいる
・業務量は以前より増えている
・メンバーが育たないことに悩んでいる
・業務量は以前より増えている
今回の調査の中で
「プレイヤーとしての仕事の割合」という質問では
「部長となった後はプレイヤーとしての役割をまったく担わない」と答えた人はわずか4.2%となりました。
すなわち、自身のタスクをこなしつつ、メンバーマネジメントを行うことが普通に求められているということなのでしょう。
「プレイヤーとしての仕事の割合」という質問では
「部長となった後はプレイヤーとしての役割をまったく担わない」と答えた人はわずか4.2%となりました。
すなわち、自身のタスクをこなしつつ、メンバーマネジメントを行うことが普通に求められているということなのでしょう。
「部長として抱えている悩みについて」という質問では
「部下がなかなか育たない」(42.9%)
「部下の人事評価が難しい」(28.3%)
「職場または自分の業務量が多すぎる」(24.1%)
「部下がなかなか育たない」(42.9%)
「部下の人事評価が難しい」(28.3%)
「職場または自分の業務量が多すぎる」(24.1%)
「3年前と現在と、職場の状況はどのように変化したか」という質問では
「業務量が増加した」(45.5%)
「コンプライアンス強化により制約の厳しさを感じている」(37.2%)
「成果に対するプレッシャーが増加した」(34.5%)
「業務量が増加した」(45.5%)
「コンプライアンス強化により制約の厳しさを感じている」(37.2%)
「成果に対するプレッシャーが増加した」(34.5%)
働き方改革などで定量的な労働制限をかけるのではなく、うまく業務を振り分けてメンバーを成長させるためにフォローする仕事を部長にも任せたりした方が良いのではないかと考えたりします。
しかしながら、企業の部長昇格についての昇格要件が役割とマッチしていないのか?
しかしながら、企業の部長昇格についての昇格要件が役割とマッチしていないのか?
役割を担える人材が少ないのも事実。
部長の仕事を企業が定義して、しっかりと役割を担えるように育成する姿勢も今の企業には求められるのではないかと考えています。
そこが日本的企業らしい気がします。
部長の仕事を企業が定義して、しっかりと役割を担えるように育成する姿勢も今の企業には求められるのではないかと考えています。
そこが日本的企業らしい気がします。