自分のコミュニケーション・タイプを理解する | ソリューションのおぼえがき

ソリューションのおぼえがき

中小企業を応援するために、経営者と共に元気に戦っています!


正解なき、組織や事業の課題を発見し、
向き合って、ソリューションを提案しつづけるための「覚書」。

アサーティブとは、相手も尊重した上で、誠実に、率直に、対等に、自分の要望や意見を相手に伝えるコミュニケーションの方法論のことです。

 

この方法論の中では、まず自分のコミュニケーション・タイプを理解しておかなくてはなりません。

 

そこで、アサーティブ・コミュニケーションを行う上での、コミュニケーション・タイプの特徴を整理しておきましょう。

 

アグレッシブ(攻撃的)タイプ

・考え方が自己中心的で、自分の考えや意見を過剰なほど優先させる

・自分が正しいと考えているので、相手の話を聞こうとしない

・自分の主張が通らないと威嚇したり、非論理的な反論を行う

 

ノンアサーティブ(非主張的)タイプ

・自分の考えや主張を表現することなく、相手に合わせる

・自分に自信がなく、本意でなくても相手の主張を受け入れるのでストレスを感じやすい

・自分のことより、相手や周囲のことを優先する傾向がある

 

作為的タイプ

・相手に対する自分の不満を、相手に直接言わずに、陰口や態度で伝えようとする

・自分に自信がなく、本当は自分の考えを率直に伝えたいのにできない

・自分の怒りを表わさないため、周囲からは冷静に見えますが、気持ちは穏やかではない

 

アサーティブ(主張&尊重的)タイプ

・相手の気持ちや受け止め方に配慮しながら、自分の考えや主張を相手に伝える

・相手と意見が対立した時でも、誠実に対話することで、お互いの妥協点を探り問題解決を目指す

・相手が苦手なタイプでも、論理的に話をすることができる

 

業務を円滑に遂行するためには、職場のコミュニケーションが円滑であることが大切です。

 

しかし、コミュニケーション・タイプが合わないことで、マネジャーとメンバーだけでなく、同僚間でトラブルが起こることは珍しいことではありません。

 

そうした事態を避けるうえでも、まずは自分のコミュニケーション・タイプを理解して、意識的にアサーティブなコミュニケーションを実践することは重要です