中小企業には仕組みが必要なのか? | ソリューションのおぼえがき

ソリューションのおぼえがき

中小企業を応援するために、経営者と共に元気に戦っています!


正解なき、組織や事業の課題を発見し、
向き合って、ソリューションを提案しつづけるための「覚書」。

会社には仕組みが必要なのか?というご質問をよくいただきます。


一つお聞きします・・・、

会社の運営方法としては、どちらが良いでしょうか?

A「仕事の仕組みが弱い会社」
これは優秀な個人に依存している会社です。
よくある事象が、仕事の仕方はその人が指示し、それなりに業績もあがっている会社
社長は一生懸命働くという考えを成果を上げていることにしか着目できず、成果を上げられない人はムダだと考えがち。

 

でも、優秀な個人に辞められると・・・、業績が落ちてしまう、カバーできる人材がいない、どうやって取り組んだが形跡が残らない・・・。

そして、いつもいつも人材不足を嘆く。
 

B「仕事の仕組みが充実している会社」
会社の仕事の標準が決まっている会社です。
こんな会社です・・・、普通の人でもそれに乗っかればそれなりの成果を上げられるように見える会社
社長もヒトはしっかりとルールと手順を最低限レクチャーすることでそれなりに活躍してくれるはず。

だから時間を割いてでも仕組みをつくりたい。

 

 

ちなみに、仕事の仕組みが弱い会社の社長の口癖は・・・
「優秀な社員が欲しい」です。
5年も10年も、何年も同じことを言っているような気がします。
 

そして改善しません、悩みづづけます。
普通の人が優秀な働きをする「仕組み」が必要です!

 

仕組みをつくるもう一つの理由、実は社長が「会社の状況がわかる」からなんですけれどね。