「マネジメントをしても、コントロールしない」
仕事のできる人は、マネジメントをしても、「コントロール」をしません。
マネジメントが上手な人は、相手を信頼し、どんどん、メンバーに仕事を任せます。
小さいことは気にせず、重要な大きなところをだけをみて、メンバーが仕事を通じて成長できるようにアドバイスをしたり、フォローアップをしたりします。
一方、相手を信頼することのできない人は、どうしても、メンバーをコントロールしがちになります。
何でもかんでも自分の思うとおりに仕事が進まないと気がすまず、小さなことばかり気にする傾向があります。そのため、仕事を抱えこんでしまい、どんどん忙しくなっていき、その忙しさを相手にも強要するようになります。
マネジャーの方は、まずは、メンバーを信頼することから始めてみましょう。
それは、方向の見えない中を子供にハンドルを握らせるような感覚なのかもしれません。時には、どこへたどりつくのかがわからくなってしまうこともあるでしょう。それでも、「信頼する」ということを選ぶ勇気、それが、メンバーへの愛です。
相手を信頼することなくして、人の信頼を得るのは難しいと知ることが、マネジメントをする立場の人が知っておくべきことであり、人をコントロールすることから抜け出すきっかけとなるでしょう。