先日、新聞広告である酒蔵が
「辛口の日本酒を作るのは簡単なのだが、なぜ人は辛口辛口というのだろうか・・・」みたいなことを広告で書いてあったようですが、
そもそも日本酒に旨口はあっても辛口と言えるものはあるのだろうか?
とフト考えてしまいました。
確かに蒸留酒のようなストレートなアルコールならば、ビリビリと辛みを感じることもあるかもしれませんが、
醸造酒である日本酒でそんなものはまずありません。
業界では日本酒度という基準を設けているので、これがヒントになるのかもしれません。
これは糖分が多いと比重が重くなる特性を利用して、水を0としてそれよりも重い場合はプラス、軽い場合はマイナスで表記する基準です。
水よりも軽いということは糖分がより少なく、アルコール分が多いため(度数とは少し違います)に辛口と判断していることが多いようです。
勝手ながら私はやはりお酒は旨い飲み物だと改めて主張します(笑)