先日、目標設定のメソッドについておぼえがきをしてみたが、実のところ、マネジャーに与えられた仕事としてさらに大切な役割があると感じています。
それはどういう役割かというと
「目標を達成できなかったメンバーへのフォロー」という役割です。
何をそんなに甘いことを・・・とおっしゃる方も多いかと思います。
現実的には、組織において3割もの成果を出せない人材を抱える余裕があるものでしょうか。
そして、現実ではそういった人材を入れ替えて、ヒトを育てず、同じことを繰り返しているのが積の山です。
私が信じたいこととして、ヒトは「自分で決めた」目標を達成できなかった時に、「悔しい」と思う気持ちがあるはずです。
この悔しいという気持ちにとことん付き合ってみたいものです。
かといって、詰めてしまっては元も子もありません。
本質的には
・やる気がない
・やり方を知らない
・やることができない
この3つに要因は分類されるかと思います。
あとは、時間とエネルギーの消費方法です。
マネジャーには、これら要因をはっきりと自覚してもらい、新し目標を立てて、達成に向かって指導していく姿勢が望まれるのではないでしょうか。